つながりの力を引き出し、チームをドライブさせる

チームワークマネジメント

チームワークマネジメントは、異なる職種や部門のメンバーで形成されたチームが、助け合いながら、共通の目的に向かって自律的に動けるチームを設計・運営するための概念です。

なぜ今「チームワークマネジメント」が必要なのか

多様化する働き方への対応

労働人口の減少やリモートワークの普及、雇用形態の多様化、グローバル化により、多様なバックグラウンドを持つメンバーとの協業が一般的になりました。このような状況下でも、目標に向かって一つのチームとして機能していく必要があります。

協働におけるコミュニケーションの課題

所属や専門性が異なるメンバーが集まって協働する場合、「暗黙知」が通用せず、コミュニケーションが不足すると混乱や誤解が生じやすくなります。情報の共有や相互理解を深め、誤解を避け、円滑な共同作業を促進させる仕組みが必要です。

変化の激しいビジネス環境への迅速な対応

多様なバックグラウンドや専門知識を持つメンバーが協働することで、各分野の専門知識が融合し、新たなアイデアや革新的な解決策が生まれやすくなり、新たな価値の創出につながります。

チームワークマネジメントとは

チームワークマネジメントは、異なる職種や部門のメンバーで形成されたチームが、助け合いながら、共通の目的に向かって自律的に動けるチームを設計・運営するための概念です。

目に見えにくい「チームの構造」を見える形にしていく取り組みを通じて、チームメンバーが相互に助け合い、チーム全体の生産性の向上を目指します。

チームワークマネジメントの概念図。「チームワーク(メンバーが同じ目標に向かって協力すること)」と「ワークマネジメント(その仕事や業務を管理すること)」の2つの要素を包括する概念が「チームワークマネジメント(所属の違う人たちで構成されるチームが効率的に目標を達成するための概念)」であることを示しています。

チームワークマネジメントに必要な5つの要素

01

目的の共有

チーム全員が「何を目指しているのか(目標)」、そして「なぜそれを行うのか(目的)」を明確に理解し共有することで、チーム全体の方向性が定まり、一人ひとりのメンバーの自律的な行動と効率的な業務遂行が促進されます。

02

役割の明確化

各メンバーが「何を期待されているのか」「どの業務範囲に責任を持つのか」を明確に定義し、チーム内で共有することが不可欠です 。役割が明確になることで、責任感を持って主体的にタスクに取り組むことができます。

03

リーダーシップの発揮

役職に関係なく、すべてのメンバーがチームワークマネジメントの重要性を理解し、自ら業務をリードする意識を持つことが大切です。
ここではリーダーシップとは役割ではなく、周囲にポジティブな影響を与える姿勢そのものを意味します。

04

コミュニケーション設計

チームワークを円滑に進めるためには、「適切なタイミングで、適切な情報が、適切なメンバーに届く」ようなコミュニケーションの仕組みが不可欠です。情報の透明性と共有文化は、信頼関係を構築し、チームの協働を加速します。

05

心理的安全性を高める

心理的安全性が高いチームでは、メンバーが自由に意見を発言できるため、アイデアの質が向上し、問題解決のスピードも速くなります。多様な価値観を受け入れ尊重し合う文化が、チームの持続的な成長と成果につながります。

チームワークマネジメントがもたらす効果

チームワークマネジメントでチームに好循環を生み出し、チームの力を最大限に発揮

  • 業務効率の向上

  • 変化への柔軟な対応と競争力の向上

  • 意思決定の迅速化

  • 新たな価値創出

  • エンゲージメントの向上

  • コミュニケーションの促進と信頼関係の構築

成果を最大化する!チームのためのPDCAサイクル

ヌーラボのサービスを組み合わせて使うことで、チームとプロジェクト全体のパフォーマンスを引き上げましょう。

CacooとBacklogを活用したPDCAサイクルのワークフロー図。左側の青いエリアは「アイデアを可視化」するCacooを示し、中央のサイクル図における「Plan(情報整理・合意形成)」と「Act(改善立案)」に対応しています。対して右側の緑のエリアは「タスクを可視化」するBacklogを示し、「Do(タスク具体化・実行)」と「Check(進捗確認・成果レビュー)」に対応しており、2つのツールを連携させて継続的に業務を改善していく流れを表現しています。

Plan(情報整理、合意形成)

プロジェクトや業務を開始するにあたり、ブレインストーミング、課題の整理、解決策の検討を行い、活動内容や進め方について合意形成を図ります。

Cacooを使えば、プロジェクトのコンセプトやマーケティング戦略、カスタマージャーニーなどを描き、その内容をもとにチームの方向性や役割などを決めていくことができます。

Cacooを詳しく見る
Cacooのサービス画面のスクリーンショット。チームメンバーがオンラインでリアルタイムに集い、アイデアを可視化している様子を示しています。

Do(タスクの具体化・実行)

Planで合意形成された内容に基づき、各担当者が実際の業務やタスクを実行に移します。

Backlogなら、議論で決まったToDoを素早くタスク化し、担当や期限を明確にできます。実行中も誰が何をしているのかがひと目でわかり、タスクの抜け漏れや進行遅れも防止。チーム全体でプロジェクトをスムーズに進行できます。

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Backlogのサービス画面のスクリーンショット。プロジェクトのホーム画面にタスクの更新タイムラインや進捗状況などが表示されています。

Check(進捗確認・評価)

PlanのときCacooで描いた計画と、Backlogで実際の業務の進行状況の差を確かめ、目標達成に必要なリソースの再配分が必要な箇所を洗い出します。

Backlogのガントチャートで進捗を確認すれば、どこに遅れや課題があるのかぱっと見でわかります。特定の担当者に業務が集中していないか、それをサポートできそうなメンバーがいないかなどをBacklogの状況から把握します。

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Cacooで描いたプロジェクトのスケジュール表と、Backlogのガントチャートのスクリーンショット。スケジュール表には大まかなプロジェクトの流れが示され、ガントチャートには各タスクの詳細な状況が表示されています。

Act(改善立案)

Checkで見つかった課題や改善点を踏まえ、具体的な改善策を考えます。チームで話し合った改善策は、Cacooを使って計画案を更新し、より良い進め方や役割分担を視覚化します。そして、その新しい計画や具体的な改善タスクをBacklogに登録・反映し、次のPlanへとつなげます。このサイクルを回し続けることで、継続的に成果を高めていくことができます。

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Cacooのサービス画面のスクリーンショット。Keep、Problem、Tryの3つの項目に分かれた振り返りボードが表示されており、チームメンバーが改善点や次のアクションを記入している様子を示しています。

ヌーラボは「チームワークマネジメント」の実現をサポートするサービスを提供しています

チームのアイデアを、いつでもどこからでも視覚的に共有できるビジュアルコラボレーションツール

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チームの業務を見える化し、タスク漏れやスケジュールの遅延を防ぐプロジェクト・タスク管理ツール

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チームワークマネジメント診断

いくつかの質問に答えることで、チームの中で自分はどんなタイプなのかがわかります。

2025年7月31日までBacklog20周年キャンペーン実施中! キャンペーン詳細はこちら

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