Backlogを使ってスプリント開発をしています。ヘルパーツールも作りました。

こんにちは。Backlogヘビーユーザーの藤田です。今年もJBUGさんのBacklog Advent Calendar 2022 に参加します。

今回もBacklogを使ってスプリント開発をしている話ですが、2019年と2020年のBacklog Advent Calendarで書いた内容のアップデート版になります。

変わらないことと変わったこと

僕は今、メンバー数3人の小さな開発チームのスクラムマスター兼開発者です。2020年の記事のやり方をほぼ踏襲して、ゆるいScrumをやっています。

Backlogの「マイルストーン」機能ももちろん使っていて、こちらは2019年の記事でご紹介したやり方をちょっと変えたものです。

長いので要約すると下記のような感じです。

  • プロダクトバックログ(1〜2ヶ月程度の中期のマイルストーン)には課題種別「PBI(プロダクトバックログアイテム)」の課題だけを入れます。
  • PBIの課題はチームのプランニングミーティングでポイントを見積もり「予定時間」に記入し、そのポイントの消化具合をベロシティと考えます。
  • 毎週、スプリント用の新しいマイルストーンを作り、そこには今週やる個別タスクをPBI課題の子課題として入れます。
  • 個別タスクは見積もらないでいつでも気軽にどんどん追加します。

スタンダードプラン以上限定なのですが、以前の記事でも書いたとおり、マイルストーンに開始日と終了日を設定するだけでバーンダウンチャートが勝手に生成されます。

僕は根が怠惰なので、もうこの機能なしではちょっとプロジェクトを進められない体になっている気がします。

どうしても面倒な作業があった

中期のマイルストーンに関しては特に困ることはないのですが、スプリントごとに毎週1つずつマイルストーンを作るという運用では、ちょっと面倒な作業が発生していました。

それは、やり残した課題を次のスプリントに繰越すという作業です。

たとえば、先週のスプリント用のマイルストーンは「スプリント9」、今週用は「スプリント10」のように名前をつけるとします。

    1. 週の初めに「スプリント10」マイルストーンを作ります。
    2. 「スプリント9」の中で完了まで行かなかった全ての課題のマイルストーンを「スプリント10」に変更します。
      参考:課題をまとめて操作の使い方 – Backlog ヘルプセンター
    3. 先週の「スプリント9」のほうは「プロジェクトホームに表示しない」設定にします。(ボード画面から見えなくなる)
      参考:発生バージョン/マイルストーンの操作 – Backlog ヘルプセンター

いや、たったこれだけなのですが、面倒だと思ってしまうのがプログラマーのサガなのです。怠惰なので!

ついかっとなって自動化した

しばらくするとチームの人がGoogle ColaboratoryとBacklog APIで自動化してくれたので、それを清書して使いやすくしたのがこちらです。

スプリントの更新.ipynb

Pythonの環境をわざわざ作らなくてもGoogleで動くの、便利ですねえ。

藤田の個人アカウントで公開しているため、予告せず削除する場合があります。ご自分のアカウントにコピーするなどしてご利用ください。

PythonでBacklog APIを利用するライブラリBacklogPyを公開してくださっているkoxudaxi様、ありがとうございます。

おかげで、毎週のプランニングミーティングがスムーズに始められるようになりました。

(12/16追記)さらにかっとなってChrome拡張にした

上記のことを行うChrome拡張を個人的に公開しました。

Backlog Sprinter

毎週の定形作業がとても快適になりました。Chrome拡張からBacklog APIを呼び出す部分を作るのも楽しかったです。

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