Cacooチームエンジニアの川端です。先日ご報告させていただいたとおり、Riot.js 勉強会 @Tokyo #3 に登壇してきました。今回はそのレポートをお届けします。福岡在住なので、この登壇のためだけにはるばる東京に行きました。
Riot.jsとは?
Riot.jsは、シンプルかつ軽量なコンポーネント指向のUIライブラリです。学習コストも比較的低く、UI周りの実装に工数をかけたくないor複雑な機能を要求しないといった場面で活躍します。
CacooではHTML5版の編集画面のUI部分にRiot.jsを使用しております。Riot.jsの事例を集めたサイトMade with riotにCacooも掲載されています。それをきっかけに今回の登壇もお誘いいただきました。
当日のTwitterの様子はハッシュタグ #riotjs_jpから見れます。
会場は渋谷の株式会社サポーターズさんのオフィス
サポーターズさんの発表
エンジニアの採用支援をされていて、新卒だけでなく社会人向けのサポーターズCoLabというサービスも展開されています。エンジニア向けor学生向けイベントであれば無料でセミナールームの貸出を行っていて、毎日勉強会が開催されていて、この時もRiot.js勉強会だけでなく他の勉強会も開催されていて活気あふれる雰囲気でした。
サポーターズCoLab – 若手エンジニアが「技術でつながる」仲間探しサービス
『riot製パターン管理ツールを、小型案件で使ってみたお話』
フリーランスでエンジニアをされている@am_nimitz3さんの発表
Webの現場でよく起こる仕様変更・追加に対する課題解決のためのモックパターン管理ツールampcpmgp/am-mocktimesを自作されたお話。フリーランスならではの経験に基づいた興味深い内容の発表でした。
『RiotでVironなるOSSを作ったお話。』
C.A.MOBILEの@cathcheenoさんの発表。
cam-inc/vironというWebサービスなどの運用管理画面を作るための機能がそろったOSSを開発し、そのフロント側でRiot.jsを使ったお話。Riot.jsのための状態管理ライブラリが無かったからcam-inc/riotxを自作なさったとのこと。すごい。
『CacooがRiotを選んだ3つの理由』
FlashからHTML5へ移行したCacooがRiot.jsをなぜ選んだのか、そしてどのように利用しているのかを発表させていただきました。詳しくはスライドをご覧ください。
株式会社groovesさまの発表
今回、スポンサーになっていただいた株式会社groovesさまの発表。「キャリアアップ出来るエンジニアと出来ないエンジニア」という内容で、エンジニア採用の際のあるあるを交えたおもしろいセッションでした。(ごめんなさい写真撮るの忘れてました…)
懇親会<大会
懇親会には食事(なんと寿司とピザ!)とドリンクが振る舞われて、終始賑やかな雰囲気でした。
LT大会も活気があってどれも楽しい内容でした。3年間運用してきたWebサービスを「Rails x Heroku」から「Riot.js x Firebase」に移行した話の筆者の方がLTで登壇されていてお会いできたのが個人的には嬉しかったです。
「使っているJavaScriptのフレームワークは?」アンケート
来場者に使用してるJSフレームワークのアンケートを行いました。Riot.jsの圧勝かと思いきや、jQuery未だ強し。
登壇してみて
私は普段からよく登壇しているわけではないので不安はありましたが、非常にいい経験になりました。登壇が決まったのも二週間前だったので焦ってスライドを作りました。そのおかげで知識を体系立てて整理し直すことができました。こういったイベントきっかけな荒療治的な勉強法もありかもしれません。また、普段人前で話す機会があまりないので、緊張しましたが楽しめました。Riot.jsの勉強会は少ないので東京まで来た甲斐がありました。
ではまたどこかのイベントでお会いしましょう!