Nulab Passの監査ログの出力内容を改善します

Nulab Passの監査ログの出力内容を改善しますBacklog・CacooのセキュリティオプションサービスNulab Passにおいて、2025年5月より監査ログの一部出力内容を改善いたします。

監査ログ機能とは

監査ログには、組織内のユーザーがヌーラボ製品上でどのような行動をしたかが記録されます。情報漏洩などのインシデントが発生した時には、管理者が監査ログを確認することで不審なアクティビティを特定できるようになります。

詳しい操作方法は監査ログの閲覧|Nulabサポートをご参照ください。

出力内容の改善について

改善内容

現在、Backlogで一括操作(複数課題の一括更新など)を行うと、以下のように監査ログが1行にまとめて出力されます。この出力内容では、どの課題が変更されたかがわかりにくいという課題がありました。

旧メッセージ例:

PROJECT-100 and 2 additional issues were updated in PROJECT

この課題を解消するため、今後は一括操作の場合でも、変更内容を「1行ずつ」監査ログとして記録します。この変更によって、それぞれの変更内容をより明確に把握できるようになります。

新メッセージ例:

PROJECT-100 was updated in PROJECT
PROJECT-101 was updated in PROJECT
PROJECT-102 was updated in PROJECT

改善対象

Actionカラムのメッセージ内容
その他Categoryなどのカラムには変更はありません。

ユーザーの皆様へのお願い

出力内容の改善は、2025年5月から数か月かけて段階的に行っていく予定です。移行期間中は、新メッセージが徐々に適用されるため、以下の点にご注意ください。

新旧メッセージの混在

移行期間中は、一部の操作で旧メッセージの監査ログが記録されますのでご了承ください。
たとえば、同一操作でも「実施日が5月中旬より前なら旧メッセージ」「5月中旬以降なら新メッセージ」というように、新旧メッセージが混在して記録されます。

移行終了後は新メッセージに完全に統一され、旧メッセージの監査ログが記録されることはありません。

過去の監査ログについて

長期間にわたる監査ログを確認する場合、メッセージが異なる監査ログが含まれることになります。ただし、一度記録された監査ログが、後から新メッセージで上書きされることはありません。

おわりに

移行期間中はご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。監査ログの正確性には影響ございませんので、安心してご利用ください。

今回の改善が、ユーザーの皆様の利便性向上につながれば幸いです。これからもサービスの機能強化に努めてまいりますので、引き続きNulab Passをよろしくお願いします。

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