ヌーラボ福岡オフィスでは月に一度、ヌーラボのサービスを活用するプログラマー・デザイナーの方々を招待して、技術やデザインについて飲み語りするイベント「Geeks Who Drink」を開催しています。
このイベントをはじめとして、ヌーラボでは一部の会議室を社外のIT企業の勉強会のために開放していたり、オープンなイベントを開催するなど、外部との交流の場を積極的に設けています。
その背景には「コラボレーション」を大切にするヌーラボ独自の文化があります。私たちは、自社のサービスを開発する際に、メンバー間の”コラボレーションを促進すること”をメインコンセプトに考えています。社外向け交流会を積極的に行うのは、社内で見えるものとは異なる、新しいコラボレーションの形を創出できると考えているからです。
今回の記事では、ヌーラボがコラボレーションをチームの仕事にいかに取り入れているのか、4つの要素をみなさんにお伝えします。
共通の問題意識を持つこと
複数人から構成されるチームでいる限り、目指す方向性や目的は、常に漏れなく・明確に共有する必要があります。多くの利益や成果を生み出すためには、個々人の能力や情熱の差にかかわらず、「共通の問題意識を持つこと」が大切です。
オープンマインドであること
チームでプロジェクトを進める人は、不完全なアイデアをチームメイトに共有するための術を学ぶ必要があります。さらに、自分とは異なるアイデア、また少し期待ハズレのアイデアでもしっかりと聞く耳を持つことが重要です。例えば、ブレインストーミングやグループディスカッションでオープンなマインドで活発に発言することは、アイデアが流れてしまうのを防ぐだけでなく、新しい観点で物事を再考できます。最終的には、コラボレーションによる効果的な成果へつながることも十分あります。
互いの能力を補完し合えていること
素晴らしい協力体制を築けるチームは、多様な強みを持つメンバーから成り立っています。しかし、注意しておきたいのは、ただ”異なる”だけではうまくいきません。ジグソーパズルのように、お互いに足りないものを補い合えるような、”相互補完の関係”でなければなりません。相互補完の関係が上手に築き上げられているチームは、チームメイトの能力や才能をお互いに上手に利用することができます。すると、それはチーム全体への栄養分となっていきます。相互補完の関係のもと協力し合えるチームは、個人だけでなく、チーム全体の成長にも貢献することができます。
メンバーが一体感を感じられているか
チームにおける一体感は、メンバー一人一人がプロジェクトに献身的に貢献することから生まれます。そのためには、社内で抱える課題をメンバーの全員が把握する必要があり、チームで解決策を考える必要があります。
ヌーラボでは、「コラボレーション」はチームでプロジェクトを達成するために必要不可欠な概念であると考えています。自社のコラボレーションの深度を測定したい方は、改めて、下記の項目をチェックしてみてはいかがでしょうか?
- あなたのチームは「共通の課題意識」を共有していますか?
- あなたのチームはオープンマインドですか?
- あなたのチームメンバーはお互いの短所を補完し合うような関係性ですか?
- あなたはチームメンバーとの一体感を感じていますか?