※ このブログはヌーラバー Advent Calendar 2020 8日目の記事です。明日は藤田さんの記事です。
こんにちは、Nulab Apps 担当のiwagです。普段は熊本県八代市から働いています。
突然ですが、2020年12月5日に開催されました NuCon 2020 お疲れ様でした!NuCon はヌーラボ のオンラインカンファレンスで、「Nulab の当たり前 Normal 」=「Nu Normal」をテーマに6時間に渡って配信しました。現在、アーカイブとして視聴可能になっています。
そのカンファレンスの裏で我々は………カレーを作っていました…!6時間かけて。YouTube で配信しながら。
本稿では、配信に関わったスタッフがその「わけ」を解説しようと思います!
目次
カリーボレーションとはなにか
カリーボレーション企画を担当した裏コンテンツ班(以下、裏班)は弊社代表橋本のコメントからスタートしました。「NuCon本体がちゃんとしてるから、もうちょっとぶっ飛んだことしたほうがいいんじゃない」。確かに。これをもとに裏班では毎週集まってあーでもないこーでもないと議論した結果がカリーボレーション(カレー+コラボレーションの造語)です。ちなみに、当時の議事録では副題は「カレーはなんでも一つにしてくれる」でした。ちょっとこっちはわけがわからない。
カレーというキャッチーさ
ヌーラボといえばコラボレーション、それはわかる。じゃあカレーは?当時の裏班の議事録を読み返してもカレーになったロジックがわかりません笑。でも、みなさんカレー好きですよね?ちょうどヌーラボにはカレーにこだわりがある社員が多くいます。今回作ったカレーは、カレールーからではなくスパイスをブレンドして作るスパイスカレーです。これは、手間をかければかけるほどクオリティがあがります。
視聴者はちょっとずつカレー作りが進行する様子を焚き火配信のように見ていただけたのではないでしょうか。その影響力かカレーを食べた方が多かったようです。6時間作る過程を見せていて食べさせないのほんとごめんなさい。
配信は安全に
スパイスカレーは福岡本社7階のキッチンで調理しました。カメラはSony α6300、配信用ラップトップには Imaging Edge WebCam を使って接続しています。写真の通り、新型コロナ感染症対策として参加者はマスク必須に窓もこまめにあけ適度な換気を心がけました。
配信にはZoomを利用しました。Zoomは有料プランになるとテレビ会議の様子をYouTubeに配信できます。NuCon本編と比べて画質、音質、運用の差が歴然です。OBS等で自前で配信することでクオリティをあげることはできると思いますが、少ない人数でカレーを作りながら6時間配信することを考えるとこの方法しかなかったと思います。
ヌーラボらしさ
NuCon本編はヌーラボがTechカンパニーとして、取り組みの成果や情熱を発表する場でした。一方、裏配信ではヌーラボのカルチャーの面が出せたのではないかと思います。それは、福岡7階でカレー作ったり、元インターンの近藤くんがTwitterをみてかけつけてくれたり、京都事務所でうどんこねたり、飼い犬が乱入したり、社長がふざけたり、急にアツい仕事の話になったり。この緩急、期せずしてヌーラボらしさでてんじゃん…と。参加者も福岡、京都、兵庫、千葉、神奈川、東京と様々でした。NuConのテーマである「Nu Normal」でてんじゃん…。
今あげた参加者の方には、事前打ち合わせなしに当日のお願いで配信に入ってもらいました。ほんとうに感謝してます。
やっぱり人
個人的にNuConが終わる時ジーンとくるものがありました。私事ですが、実はNuCon裏配信は結構プレッシャーだったのでした。まず、6時間の生配信じたい大きなチャレンジだし、頼める人もいないし、失敗したくないし、ちゃんとカレーを作りたい。それでいて、おもしろくしたい。それでいて視聴者は来るんだろうか、と。
ところが、終わってみるとトラブルもなく、たくさんの方が視聴してくれて、なんといっても楽しく配信できました。「ヌーラボらしさ」で書いたように、多くの人が協力してくれました。感謝しきれません。
コラボレーションって「人と人」なんだなということに気付かされました。私一人でも、カレーを作りながら配信はできたかもしれません。しかし、カレーを作りつついろんな人が入れ替わり出演し一方カレーが作られている、そんな配信のほうがおもしろいに違いありません。カリーボレーションでは多くの人が協力してくれました。コラボレーションは一人でできないから「価値」があるし、おもしろくなる。そんなコラボレーションの本質を学ぶことができたNuCon裏、カリーボレーションでした。
NuTu部もよろしくお願いします。