怒涛の Golang 祭りʕ◔ϖ◔ʔ! Geeks Who Drink@福岡の様子を登壇者全員のスライドと共にお届けします!

毎月恒例のヌーラボイベント「Geeks Who Drink in Fukuoka -Go Go Golang Edition!-」を開催しました!Geeks Who Drink は、エンジニアやプログラマーに向けた技術に関する交流会イベントで、福岡と東京でそれぞれ開催しています。IT企業のエンジニアやデザイナーをゲストスピーカーに招いて、自社サービスで活用されている技術を解説する、キーノートスピーチも行っています。

今回はGolangをテーマにして、Golang開発者6名の方々によるセッション・2名のLTを、日本語/英語入り混じりで行いました。さらに、今回のイベントは、東京、京都、ニューヨーク、台湾、他リモートワークで働くヌーラバーが福岡に一堂に会す社員総会に合わせて実施したため、登壇者の面々も国際色豊かでした。

本記事では、福岡の Golang Loverと共に過ごした一夜の様子を、写真と共にご紹介します。8名の登壇者全員のスライドも閲覧できますので、「見逃した!」という方も、「もう一度あの発表を振り返りたい!」という方もぜひチェックしてみてください。

イベントレポート

まだ暗くなりきっていない19:00、イベントが始まりました(福岡では日が落ちるのが遅いのです🍜)。 Geeks Who Drink には、イベントのハッシュタグ「#GWD_Nulab」が用意されています。今回のイベントの参加者たちによるツイートは、Togetterでまとめられています。Togetterのまとめを参照しながらレポートを確認し、現場の雰囲気を味わってみても良いかもしれません!

golangピザとビールはGeeks Who Drinkには不可欠です。

普段は、イベントオープン後ネットワーキングの時間を取っているのですが、今回はコンテンツが盛りだくさんのため、すぐにお一人目の発表を始めることとなりました。

セッション1. [Mutual exclusion in Golang. Go言語での排他制御]

まずはモノクロメガネさんにご登壇いただきます。発表タイトルは「Mutual exclusion in Golang. Go言語での排他制御」。一発目から濃厚なタイトルですね。

Goのsync.Mutexはコピーしないように注意、と話すモノクロメガネさん

「デッドロック対策はどうしますか?」「排他ロックが並行して実行されないように制御しています」と行った質疑応答もみられました。

▼発表スライドはこちら 

セッション2. [Welcome to Bowery Go! -Web App in Golang-]

続いては、ヌーラボのニューヨークチームよりJayの登場です。発表タイトルは「Welcome to Bowery Go! -Web App in Golang-」

開発環境などについても詳しく紹介するJay

Jayがシェアしていた Gin (Golangで書かれたHTTP Webフレームワーク)のGithubはこちらからどうぞ。

▼発表スライドはこちら 

セッション3. [Goでもやろう!インテグレーションテスト]

モノクロメガネさんと同じGMOペパボさんより、linyowsさんもご登壇いただきました。発表タイトルは「Goでもやろう!インテグレーションテスト」

Goでもテストやっている人?というlinyowsさんの問いに、ほぼ全員が手を挙げたのは「さすが!」と感じました。

http+go API+DB をtestingパッケージで完了するのが簡単にできるという内容はとても面白かったです。TestMainはパッケージごとですが、テストの度に事前事後処理することができます。

linyowsさんの発表スライドは毎回可愛い(※linyowsさんのSpeakerDeckはこちら)と個人的に思って見ているのですが、実は今回は Gopher の頭にラーメンが乗っているモチーフが登場しました。福岡といえばラーメン!と連想される方も多いと思いますが、実はこのラーメンGopherは、linyowsさんやモノクロメガネさんが行なっているコミュニティFukuoka.goでよく登場するキャラクターなんです。気になった方は、こちらのコミュニティもチェックしてみてくださいね。

▼発表スライドはこちら 

 セッション4. [To Go or Not To Go: that is the question]

「To Go or Not To Go: that is the question」という、あの戯曲を彷彿とさせる興味深いタイトルで話してくれたのは、ヌーラボのJulius。

名言をいくつも引用してのスライド進行、楽しかったですよね。

ユーモアたっぷりにGolangの特性を紹介してくれました。これからGolangを始めたいという人にとってもわかりやすい内容だったのではないでしょうか?

▼発表スライドはこちら 

セッション5. [Go profiling]

さらに発表が続きます。ヌーラボのSteveは、「Go profiling」というタイトルで発表しました。

Steveは、Goでのプロファイリングについて話しました。

go-torchを使い、フレームグラフ(呼び出し階層)ごとの処理時間やメモリ使用量を視覚化できるのは、とても便利そうな印象がありました。

▼発表スライドはこちら 

セッション6. [Developing Emacs extensions in Go]

セッションのラストを飾るのは、 Backlog のプロダクトオーナー縣に「福岡の鬼才」と呼ばれたkiwanamiさん。発表タイトルは、「Developing Emacs extensions in Go」。

Emacs is Great!

Emacsの拡張についての紹介と、なぜ他の言語からGoに切り替えたのかについての内容でした。

▼発表スライドはこちら 

LT1.[Getting start to learn about Go]

セッションに引き続き、LT登壇も行いました。まずは、比較的最近Golangを始めたというヌーラボの国広さん。発表タイトルは「Getting start to learn about Go」

golangJavaScriptやScala、Javaと比べてGoはどうなのか?について、最近Goを始めた目線で話す国広さん

Golang はExcellentだ、セットアップや運用が簡単で、メンテナンスしやすい、コードを書きやすく読みやすい、という話を聞くと、Golang を始めてみようと思えた方もいたのではないでしょうか。

▼発表スライドはこちら

 LT2.[Creating Containers with Golang]

この日最後の発表、うづらさんによる「Creating Containers with Golang」というタイトルのLT。Golang でコンテナを作る話でした。例えば今話題のDockerのようなコンテナを、Golangでどういう風に作るのか、その基礎的なところについてお話しいただきました。

▼発表スライドはこちら

グループフォト

最後は、Geeks Who Drink 恒例のグループフォト撮影。

golang

今回は、 Geeks Who Drink の名の通り技術的な話に溢れた濃密な夜となりました。セッション及びLTにご登壇いただいた8名の方々、そしてご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。

次回の Geeks Who Drink @福岡は?

次回7月21日(金)の Geeks Who Drink @福岡も、同じようにギークなものとなりそうです。次回のテーマはWebの最先端3連発Edition。ヌーラボのプロダクト Cacoo 」のHTML5移行のお話から、Serverless Framework, requestIdleCallbackまで、先進技術を話題に交流を深められればと思います。ご参加はこちらからどうぞ。豪華な顔ぶれの発表、どうぞご期待くださいね。

また、イベントの模様はTwitter #GWD_Nulab でご確認いただけます。こういうイベントを開催してほしい!というご意見は、ヌーラボのTwitter(@nulabjp) か Facebookで受け付けております♪ みなさまのご来場をお待ちしています!


ヌーラボではエンジニアを募集しています

また、ヌーラボは現在エンジニアの採用を強化しています。福岡・東京でも募集していますので、ヌーラボに興味を持った方や、ヌーラバーに話を聞いてみたい方がいれば、コーポレートサイトの採用ページまたはWantedlyよりお気軽にご連絡ください。 

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