やりたいことが見つからないまま上京、ヌーラボに出会うまでの軌跡 #九産大とヌーラボ

この記事は、ヌーラボで8月5〜6日の2日間に実施された、九州産業大学商学部の学生6名による、ヌーラボの女性社員のキャリアにフォーカスしたインタビュー記事です。


今回、株式会社ヌーラボの人事担当である安立沙耶佳さん(以下、アンヂェラさん)にインタビューしました。

 

新潟から出たい…その気持ちだけで大学を目指す

新潟といえば「雪が多い」「お米がおいしい」などいろいろなイメージがあります。

そんな新潟で、アンヂェラさんは公務員が多い家庭で育ちました。成績や門限に厳しい家だったこともあり、生まれ故郷の新潟から脱却したい!東京に行きたい!と、中学生頃から強く思うようになりました

しかし、東京の大学に進学したいことを父親に伝えたとき「東京に行って何をやりたいのか」と聞かれ、答えられなかったそうです。そのことが忘れられず、ずっとやりたいことがない自分にコンプレックスを抱いたままでした。結果的に、やりたいことを見つけられないまま、父親の反対を押し切って上京しました。

 

東京でやりたいこと探し

見事、東京の私立大学に合格し初めての一人暮らしで自由を満喫していたアンヂェラさん。4年間、バンド活動にのめり込んでいました。その一方で、アンヂェラさんは東京でしかできないことを探します。

そんな中、社会人がたくさん参加する異業種交流会や勉強会に個人で参加しました。そこに参加する人は、ほとんどが社会人でアンヂェラさんだけが学生でした。アンヂェラさんは、勉強会で尊敬できる人や反面教師になる人を見つけていきます。

アンヂェラさんは、この時点でも、まだ自分のやりたいことを見つけることができていませんでした。なかなか自分に自信が持てなかったことから、自分は就職活動で苦労すると考え、早めの就職活動を開始。勉強会でかっこよく見えて尊敬できた人が多くいたリクルートを第一志望にし、就職活動を始めました。

見事リクルートに合格したアンヂェラさんは、リクルートに4年半勤めました。

最初の3年はリクルートの人材営業でした。企業に人材を紹介する仕事です。インターネット業界の担当だったアンヂェラさんは、新人時代、その日のネットニュースをまとめて社内に配信をするなど、積極的に勉強していました。

リクルートでの最後の1年半は新規事業開発に所属しました。そこでは、ITエンジニアのスキルを測るためにプログラミングの問題を出すサイトの事業開発を担当していました。問題を問いたユーザーの中に気になったITエンジニアの人がいたら、企業側が採用のオファーを出すというサービスでした。
この部署の出張で福岡に行った際、アンヂェラさんはヌーラボと出会います。

 

 

株式会社ヌーラボと出会ってやりたいことの変化

アンヂェラさんは新規事業開発の一貫で福岡に出張した際に、ヌーラボに出会い、ヌーラボに転職しました。ヌーラボでは人事の仕事をしています。具体的な業務内容は組織開発や会社の活動を社外へ発信すること、新しい社員を採用することなどです。

やりたいことがなく、悩んでいたアンヂェラさんですが、働いてみて思うやりたいことに対する考えは、「とりあえずやってみたら何かが見える」ということだそうです。新しいことに挑戦することで、できることを増やすことの方が、やりたいことを見つけることよりも大切で、また一つひとつのことにどんな風に取り組んだかも重要だと考えています。

 

編集後記

九州産業大学 商学部 経営管理学科 頭島天嶺

今回、始めてインタビュー記事を作成しました。インタビュー記事を作成した感想としては、すごく難しく感じました。難しく感じた中でも、インタビューの聞き込みをしたと思っても、聞き漏らしがあったり、聞いたことをまとめることがうまくできなかったりと、人の人生を自分の言葉で書くのは難しかったです。今回アンヂェラさんのお話を聞いた中で思ったことは、私もやりたいことが明確に決まっているわけではないので、何か私の中での強みを見つけたいと思いました。

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