上京し2年で起業!!家族が恋しくなり福岡へUターン転職。 #九産大とヌーラボ

この記事は、ヌーラボで8月5〜6日の2日間に実施された、九州産業大学商学部の学生6名による、ヌーラボの女性社員のキャリアにフォーカスしたインタビュー記事です。


今回は株式会社ヌーラボの五十川慈さんにお話を聞きました。

おじいちゃんとの別れ

慈さんが同居していたおじいちゃんは肺気腫という病気で、酸素ボンベを手離せない生活をしていたため外に出て一緒に遊ぶことができませんでした。大好きなおじいちゃんが亡くなった時、写真を撮るカメラ・インターネットが使えるパソコンなど最新の機器を使えるのはいつも若者ばかりだと気付き、病気で外に出ることができない・ハンディがある人こそ最新機器を使うことができたらいいのにと思うようになり、社長になってお金持ちになりたいとかではなく今はない人の手助けが出来る会社を作りたいと起業のイメージを持ち始めたそうです。

 

福岡から上京しベンチャー企業に就職

昔から本を読むのが好きだった慈さんは、大学では日本文学や日本語学について学び、将来はマスコミなど人に情報を伝える職に就きたいと考えるようになりました。福岡でも情報発信はできるが、より多くの人に情報や自分の想いを発信出来る力を持っているのは東京だと思い上京され、大手の選考を受けますがその頃に出会ったベンチャー企業で働く人々に感化されこういう働き方をしたいと思い大手の選考を辞退し、人材採用の広告業をしているベンチャー企業に就職しました。

 

会社を辞め独立へ

大きな企業で長年経験を積むのも良いけれど、起業や独立を念頭に置いて最短の道を歩もうと決めベンチャー企業で仕事をしていました。営業先で様々な企業の社長の話を聞いているうちに「起業や独立に準備完了なタイミングは無い。」と気付き、営業成績も良かったため独立しても私なら出来る!と自信を持つことができ独立へ踏み出しました。(今振り返ってみると、成績は自分の力だけではなく当時の先輩や周囲の方にかなり助けてもらっていたと感じているそうです)

慈さんが独立へ踏み出せた理由には大きく3つのポイントがあったそうです。

  1. 絶対に3年以内に独立しようと思って入社したから。
  2. 様々な社長の声を営業先で聞き、独立にタイミングなど無いと知ることができたから。
  3. 営業成績を出せていたおかげで私はいける、助けてくれる人もたくさんいる!という自信があったから。

 

東京から福岡へ、そして株式会社ヌーラボへ入社

独立・起業して1年が経ったころに、「もう一度修行をし直そう!」と思い、今度は創業半年程度のスタートアップ企業の立ち上げに参画した慈さん。再び社会人として3年間その企業で勤めましたが、家族のことが大好きな慈さんは次第に福岡へ帰って働きたいと思うようになります。福岡でどのように楽しく働いていくかと考えた時に、エキサイティングでみんなと一緒に作り上げられる企業がいいなと思って知り合いにベンチャー企業を紹介してもらいます。その時教えてもらった株式会社ヌーラボが自分に合っていると感じて入社しました。

 

株式会社ヌーラボの未来と慈さんの今後の夢

慈さんの考える株式会社ヌーラボの強みは主に3つあります。

  1. Backlogというサービスの強さ
    Backlogは、勢いのあるスタートアップ企業から、ドコモや三井住友銀行など大手企業も使っているサービスで、そんなサービスを持っているところ。
  2. 取り組んでいるサービスが時代の流れと合っている
    今日本の企業がどうしようと思っている、働き方や生産性の問題を解決できる可能性があるサービスを提供しているところ。
  3. 会社の雰囲気
    会社の雰囲気はすぐに作れるものではない。お互いの個性を尊重し合っていてとても自由、そして楽しくないとダメ!という雰囲気を長年かけて培ってきたところ。

今後の夢は株式会社ヌーラボのいい空気感・価値観を大切に残しつつ、サービスの売り上げやユーザー数の増加、それに固執するメンバーの増加、そしてビジネスの拡大を願っているそうです。また大切で大好きな家族をこれから先も支えつつ仕事も頑張りたいと言っていらっしゃいました。

 

編集後記

西川乃彩 九州産業大学 商学部 経営・流通学科 大学祭常任中央実行委員会

慈さんはとても行動力のある方で、どの質問をしても答えが濃く聞いてよかったと思えることが沢山ありました。インタビューで質問されたことにより気付けたことがあったと言ってくださり嬉しかったです。
仕事のことだけでなく色んなお話ができて楽しかったです。2日間本当にありがとうございました!

より良いチームワークを生み出す

チームの創造力を高めるコラボレーションツール

製品をみる