出産準備と、産休・育休の取得がとてもやりやすかった話 #ヌーラボのアドベントカレンダー

※ このブログはヌーラバー Advent Calendar 2020 7日目の記事です。明日は@iwag さんの記事です。

ヌーラボ広報担当のメギーです。2020年1月末に産前・産後休業(以後、産休)がスタートし、3月半ばに子を出産、そのまま育児休業(以後、育休)に入り、9月1日より復帰しました。つまりヌーラバーとしての私にとって、2020年は、ほとんどいなかった年でした。

最終出社日は、管理部メンバーがワイワイと送り出してくれました。福岡本社7Fで金曜日の定例ミーティングを行って、みんなでお菓子を食べながら話して、大きなお腹で帰宅ラッシュの電車に乗って帰りました。もちろん、誰もマスクはしていませんでした。

いなかった間に新型コロナウイルス感染症拡大が本格化し、ヌーラボの勤務体系はテレワーク主軸になりました。世間やヌーラボの働き方、お休みの過ごし方など、いろんなことが変化しており、9月に復帰してからは業務引き継ぎ(記憶を取り戻す作業)に加え、価値観のアップデートや「新たな当たり前」への順応が必要でした。

あっという間に3ヶ月が過ぎ、ようやく出産前後の振り返りをしようかなぁ!という余裕が出てきましたので、ヌーラボの文化や制度と照らし合わせながらまとめ、ブログとして公開してみようと思います!

つわりがひどいときに助かった「コアタイムのないフレックスタイム制度」

お間抜けな話なのですが、私が妊娠に気付いたのは妊娠4ヶ月のとき、安定期に入る直前でした。つわりは重かったほうだと思います。振り返れば、ずいぶん長いことひどい胃もたれ症状や吐き気に悩まされていたのですが、もともと胃腸が強くないほうなこともあり、気付かなかったのです。

そんな体調不良のとき、ヌーラボの「コアタイムのないフレックスタイム制度」には助けられました。その月に「営業日数×8時間」きちんと仕事をしていれば*、各人の都合に合わせて途中で抜けたり早上がりしたり、自由に勤務時間を調整できるのです。

*22時〜翌5時の勤務は原則禁止

フルフレックス制度を活用して、たびたび勤務中に休ませてもらっていました

Typetalkのキャプチャでは「すみませぬ」と書いているようですが、ヌーラバー(ヌーラボのメンバー)はみなフルフレックス制度を活用し、自分で業務時間を調整しながらプライベートタスクなどをこなしている印象があるので、申し訳ない気持ちは持たなくて構いません。その「私だけでなく、みんな自分で働く時間を調整している」というところが、後ろめたく思わなくて済むポイントです。

妊娠による体調不良だけでなく、空(す)いた時間に役所に行きたいとき、祖母の介護をヘルプしていたときなどもありがたく感じていました。

妊娠中から月に一度使える、有給の「子育て休暇」

妊娠すると、定期的に「妊婦検診」があります。お腹のなかの子どもが順調に育っているか、母体は出産に向けて準備を進められているかを確認するのです。この検診、はじめの方は4週間に一度なのですが、出産予定日が近づいてくると2週間に一度、1週間に一度…と頻度が上がっていきます。

私の場合、妊婦検診は出産予定の産婦人科で行われました。そのため、まさに出産が始まったり、通常の婦人科検診で訪れる方がいたり、事前に予約をしていても数時間単位で予定がずれこむのが当たり前。検診の日は、丸一日休暇を取得するしかありませんでした。

また、産院で行われる「マタニティスクール」という妊婦向けの講習会や、自治体が行う「パパママスクール」など、平日に行われるイベントもたくさん。なるべく不安なく出産に臨みたかった私は、それらの平日イベントにも参加したいと考えていました。

ヌーラボでは入社初日から有給休暇が付与され、誰もが有休を取得しやすい雰囲気があるのですが(私は入社以来、毎年20日間の有給休暇を使い切っています(笑))、妊婦検診やマタニティスクールで有給休暇を使い切ってしまうのはちょっともったいない…というか、残念にも思っていました。(贅沢ですね)

ところが!ヌーラボ独自の福利厚生「子育て休暇」は、妊娠中の「プレママ」も利用することが可能なのです。

子育て休暇とは、付与された年次有給休暇とは別に月に1日取得できる有給の特別休暇。妊娠中の従業員および3歳に満たない子を育てているヌーラバーが利用可能で、休暇の利用目途については限定されません。そのため、検診やマタニティスクールに行くために利用しようが、遊びに行こうが、問題なし。

というわけで、有給休暇は温存したままで産前休暇に突入できました。バンザイ!

赤ちゃんのお人形で抱っこや沐浴の練習。今見ると赤ちゃんの視線が怖いな?

パパママヌーラバーに相談できるTypetalkトピック「Child-rearing Consultation – 子育て相談」

ヌーラボのTypetalkには、「Child-rearing Consultation – 子育て相談」というトピックがあり、子育てに関する相談やよもやま話を行うことができます。

たとえば出産後、赤ちゃんと一緒に退院する際、車にチャイルドシートをつけておかなくてはいけなかったり、退院当日から沐浴(赤ちゃんのお風呂)をする必要があったり、出産前に用意しておかなければいけないものって意外とあるんですよね。あと、とにかく出産時のイメージが湧かない、とか。第一子なのでなにもかも分からなかったのです。

Webで調べても情報が多すぎて余計に混乱していたのですが、このトピックで先輩パパ・ママに聞いて、チャイルドシートの実物を見せてもらったりエピソードを教えてもらったりすることで、リアルなイメージを持つことができたのもすごくプラスでした。(いろいろ教えてくれたヌーラバーのみなさん、ありがとうございました!)

いろいろ聞くメギー。優しく教えてくれるヌーラバー。

陣痛のとき、ストローがついているペットボトルキャップとテニスボールは、ほんっっっっと神アイテムでした

[まとめ] ヌーラボは誰にとっても働きやすい文化、制度を育て中!

ここまで、私の妊娠・出産に関連し、とてもありがたかったヌーラボの文化や制度をご紹介しました。

その他にも、振り返ればとてもありがたいなぁと思ったことがいくつも。

  • ヌーラバーの夫が現在1年間の育休取得中!夫が所属するチームはじめ、みなさんがめちゃくちゃ快く応援して送り出してくださった。
  • 人事(労務&採用)の方々が、社内への告知タイミング・内容の検討や夫婦両方の育休取得のサポートなどなど、多方面で迅速&柔軟に対応してくださった。
  • 業務引き継ぎは、産休に入るときも育休から復帰するときもBacklog・Cacoo・Typetalkのおかげでかなりスムーズに行えた。

こうやって書いてみると、妊婦にとって優しいとか、特定の職種にとって働きやすいとかではなく、

  1. ヌーラバー同士が(仕事もプライベートも含めて)お互いを尊重する文化
  2. 規定整備や手続きも柔軟な働き方も攻守自在な人事・労務体制
  3. インターネット環境さえあればどこにいても情報共有可能な文化、ワークフロー設計

が揃っているから誰にとってもありがたい&働きやすいものになっているんだな…と気付かされました。これからも、こんな文化をヌーラバーみんなで育てていけたらいいなぁ。

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