ハッカソンで「仕事をあそんだ」編(2) #NulabGeneralMeeting

さて、前回の記事に続きNulab General Meeting 2018で開催されたハッカソンの様子をレポートしたいと思います。どのチームもヌーラボやサービスをより良くするための、興味深いチャレンジに取り組んでいました。さて、一体どのチームが優勝したのでしょうか!

ちなみに、こちらの記事で使用しているハッカソンのロゴはNYのヌーラバーが作ってくれたものです!

Typetalk Alexa integration

TypetalkとAlexaの連携にチャレンジして、Alexaスキルとジュークボックスアプリを作りました。

発表では”Alexa, Typetalk”と話しかけ、メッセージを告げるとTypetalkにポストされたり、かかった曲名がTypetalkに表示され、ハートを付けるとランキングが表示されるなど、音声とテキストの強みを組み合わせたサービスの可能性を感じることができました。

TypetalkDeck

Typetalk APIを使ってTweetDeckのような複数トピックを同時に閲覧できるアプリをElectronで作りました。
当日、海外メンバー2人が参加してくれて合計5人(!)のチームで取り組んだことで、なんと成果物をGitHubに公開するところまでできていました。

人数が多いこともあり、タスク管理やメンバーのフォローにも力を入れたようですが、海外メンバーと一緒に開発するという貴重な経験から、「コードは国境を越える」ことを学んだそうです。まさにGeneral Meetingならではの体験ですね。

Live solution team (Genuis Nula-Bar)

社内のお困りごとを受け付けてその場で解決する、『Genius nula-bar』チームを即席で編成してその場でお困りごとにチャレンジしました。社内ハッカソンの利点を活かし、プログラミングができない人を巻き込んでいくという試みです。

様々な課題にチャレンジしていましたが、中でもCacooのプレゼンテーション上にニコニコ動画っぽくTypetalkのコメントを表示するChrome拡張はインパクト十分で、業務の枠を超えてヌーラバーのDIY精神が発揮されていました。

Emoicon for HackMD

社内で利用機会の多いOSSである、HackMDにEmoiconを組み込むことに取り組んでいました。

リアクションボタンを実装して、議事録上でリアルタイムにいいね!を共有しよう、というアイデアです。
自社サービスの枠にとらわれず、業務に利用するツールへのコントリビュートという新しい試みでした。

TypeTalk NLP bot

Typetalk上での自然言語によるチャットサポートボットにチャレンジしていました。

「トピック名を変えたい」
「人を招待したい」

のようなメッセージを送ると該当のFAQを返してくれる便利なボットで、MicrosoftのLanguage Understandingというサービスで質問内容を解析し、それに合ったFAQページを教えてくれるというものです。

日本語にも対応しており期待が高まりますが、課題となる難しさの発見もあったようで今後の発展に期待です。

NUSpace

ヌーラボのシンガポールオフィスにあるシェアオフィス、NuSpaceの会員カードをApple Walletに登録することに取り組みました。

NuSpaceのフロントに近づき、ロック画面の通知をスワイプして会員カードを提示するというデモでは、クールで直感的なインターフェースに拍手が湧き起こりました。
今回はハッカソンということでプロトタイプまででしたが、実際に利用者の皆さんが便利に利用できるといいですね!

表彰と総評

以上の各チームはポイントと投票に基づいて公平に評価され、優勝はNuSpaceチームとなりました!
表彰はNulab Nightの壇上で行われ、賞金が手渡されました。優勝おめでとう!

惜しくも優勝できなかったチームもお互いの健闘をたたえ合い、自分たちのプロダクトの成長につながるアイデアを語り合うすばらしい機会となりました。

もし、これを読んでハッカソンを開催してみたい、参加してみたいと少しでも感じていただければ何よりです。

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