テレワークだけど、スムーズなスタートを切れた4つの理由。ヌーラボの「入社オンボーディング」を公開します!

ヌーラボに5月から入社した吉田彩です。人事として入社し、もう少しで2ヶ月が経とうとしているのですが、ヌーラボに入社した時の「新入社員オンボーディング」に感動し、それがテレワークであるにも関わらずスムーズにスタートを切れた理由だと確信したため、この思いが冷めないうちにブログに残しておこうと思います。

ヌーラボは、2020年8月に採用時の勤務地条件を廃止し、私も入社から2ヶ月、東京事務所に行ったのはたったの1度だけ。基本はテレワークとして自宅で仕事をしており、これからお話しする「入社オンボーディング」も全てオンラインで実施されたものになります。

初めてオフィスに行った日、ウキウキしすぎてエントランスの写真しか撮影できていませんでした…せっかくなので、この日も着て行った私のお気に入り“ヌーラボTシャツ”を並べてみます。

 

オンボーディングは「新入社員に対して早期活躍を目指し、組織が支援活動をする」取り組みであり、人事などが主導で行う「全体的オンボーディング」と、現場や部署のリーダーやメンターなどが執り行う「現場オンボーディング」に分けられることが多いですが、今回は前者の「人事や会社が主導して行ってくれたヌーラボの全体オンボーディング」の内容をご紹介したいと思います。

入社初日、初日〜入社2ヶ月までに行う全体オンボーディングの内容が発表されたのですが、大まかには下記のようなスケジュールでした。(実際はもっと細かい&もっとたくさんの項目があるのですが、今回ご紹介したい項目のみに絞っています)

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【入社日】

・PCセットアップ(オンラインミーティングで同時にセットアップ作業)
・入社ガイダンス(社内Wikiを参照しながら、会社や組織の説明)

【入社〜1ヶ月以内】

・ブランドメッセージ説明(会社のブランドメッセージが作られた背景や思いなどを紹介)
・プロダクト説明(各プロダクトの担当から約30分ずつ&質問会)
・社内手続きのHow To共有・もくもく会(経費精算などわかりにくい作業を月末に一緒に作業)

【入社〜2ヶ月以内】

・すごろくトーク×2回(新入社員を入れた合計4〜6名くらいですごろくを使ったテーマトークを実施)
・Small Talk×3回(社内で「文化のエバンジェリスト」として様々な活動を進めている組織横断チーム“Bridgeメンバー”と1on1)

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ポイント①

リモートだからこそ、難しいことはMeetで繋いで一緒にやる!

初日、まずはPCのセットアップから始まったのですが、人事がMeetで繋いでくれながら、同日入社のメンバー全員と一緒にPCのセットアップを行いました。
特に“メカ”に強くない私などは、PCのセットアップで途中で躓いた時とか、すぐに質問できる環境だったのはとても心強かったです。
同じように初月の月末には、経費精算の方法なども、人事主導で新入社員全員で一斉に経費精算の方法を画面で写してレクチャーしてくれたことで、2ヶ月目からの各種申請系などは単独でスムーズに処理できたと思います。

新入社員が複数の場合は特に、レクチャーする側も共通の不明点や問題点がその場で一度で解決できて、とてもスマートな方法ですね!

 

ポイント②

組織/事業の大切なポイントは役員、各事業の担当、人事が直接解説。録画ではない!

入社してまもなく、ヌーラボで最近発表された「ブランドメッセージ」※についてそれが作られた背景、込められた思いなどを役員、人事が直々に1時間の時間を使って説明してくれました。

ヌーラボ ブランドメッセージ
https://nulab.com/ja/press-release/pr-2106-brand-message/

 

さらにヌーラボの4事業「Backlog/Cacoo/Typetalk/Nulab Pass」の各事業の担当者から、新入社員向けにわかりやすく事業の説明、サービスの詳細や課題などを共有してくれる時間が設けられ、その場で質問なども受け付けてくれました。

こういったものはテキストや録画などを使用しがちだと思うのですが、ヌーラボは新入社員向けに毎回こういう時間を作っているとのこと。一方的なテキストや録画の説明だと思考がストップしてしまうため、敢えてインタラクティブな方法にしているようで、事実、コミュニケーションの中でより、コンテキストを理解することができました。

 

ポイント③
部署を跨いだメンバーとじっくりコミュニケーション。チーム以外にも顔と名前が一致する人がいることの安心感!

新入社員を入れた複数人で、あらかじめ用意されたすごろく版を使いながらテーマトークをしました。もちろんこれもオンラインで^^

すごろくトークって何?
https://nulab.com/ja/blog/nulab/what-we-do-to-get-along-at-online/

「一番好きな本は?」「1万円もらったら何に使う?」などのお題に対して、部署を跨いだメンバーとワイワイ話すのですが、1時間終わった頃には「○○さん=レザークラフトが好きな人」という“イメージと顔と名前の3セット”で覚えることができました。

よく「名前と顔が一致しない」「自分のチーム以外にどんな人がいるかわからない」などの問題があると思うのですが(テレワークであれば特に)全員ではないものの、どこにどんな人がいるのかを“楽しみながら”インプットできました。

Small Talkというのは、「文化のエバンジェリスト」としての活動をしているメンバーとの1対1のおしゃべりなのですが、「初めまして」同士、“ヌーラボに入った理由”や“将来目指していること”など割と深い話をガッツリさせてもらいました。
入社して間もなく「結構深いところまで知っている人」が自分のチーム以外に3人もいるというのは、かなりの安心感に繋がったと思います。

すごろくトーク、Small Talkによって、自分もメンバーのことを早期にキャッチできたと共に、少しは自分のことも知ってもらえたかな…!?
(「2ヶ月以内の実施」と予定されていましたが、実際はすごろくトークもSmall Talkも1ヶ月以内に行われ、早い段階で上記の状態になれていました!)

Small Talkでのワンショット

 

感動ポイント④
大事なことは全てBacklogのWikiに。過去の会議のビデオを見てタイムスリップ!

オンボーディングとして色々説明をしてもらっても「あれってどうだったっけ…??」と忘れてしまったり、思い出せないことってどうしてもあると思います。

ヌーラボは、当たり前ですが自社でもBacklogを使っていて、Backlogの中の“Wiki”という情報共有のための機能があり、オンボーディングで説明してもらった内容は全てこの中にまとまっています。
新しい環境では、ただでさえ頭がパンパンになってしまうので、情報が散らばらず、1枚のページに集約されていたことはとてもストレスが削減されたな、と思います。

さらにその中には、過去の大切な全体会などの録画が閲覧できるリンク集もあり、現在の組織や事業の歴史を知ることができたり、どのような議論の元に今の状態が作られたのかを過去の会議動画を見ることでよく理解することができました。まるで昔からヌーラボにいたかのような、タイムスリップしたような気分になるのです。

入社時にスムーズなスタートを切れた理由を具体的なオンボーディングの内容をご紹介しながらお伝えしました!

テレワークでのオンボーディングに悩んでいる人事の方、チームリーダーの方などがいらっしゃれば、ぜひ取り入れてみていただけたら嬉しいですし、私も人事として、これからより良いオンボーディングの実施に向けて、これらをさらにブラッシュアップして行けたらと思っています!

 

さて、実は話はまだ続きます…!笑

人事のチームにジョインし、実際の実務を開始するにあたって人事の同僚“Angela”がフォローしてくれた“現場オンボーディング”もぜひご紹介したいと思っています。

ストレスフリーで業務を覚えられたり、自らわからないことを聞ける環境を作ってくれたAngelaのスタンスや具体的な行動について、「オンボーディングにおける“心理的安全性”の重要さ」というテーマでNuCon miniのLTでお話するので、もしお時間ある方はご参加くださいませ!

NuCon mini 2021 Summer 2021年7月15日18時〜

https://nulab.connpass.com/event/216004/

 

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