Backlogチームの砂川です。
ヌーラボのリゾートワーク制度を利用して、宮古島で仕事をしたり中学校で出張授業をしたりして来ました。リゾートワーク制度についてはこちら。
突然ですが、皆さん親孝行はしていますか? 親元から遠く離れて生活している方は一年のうち何日くらい顔を合わせる日があるでしょうか?
僕の両親が今65歳で、一年に大体4、5日ぐらい会うから……と考えると、残された時間はあまり多くないんじゃないか、と心がざわざわしたりしてしまいます。
これは全くの偶然なのですが、今回リゾートワーク制度に選ばれた宮古島は、僕の出身地でもあり、両親や親戚の多くも島に住んでいます。なので私にとってはリゾートワークではなく実家ワークです。会社のお金で帰省できるのならお得!という邪な気持ちで参加しました。
出張授業
この制度に参加する条件の一つとして「宮古島の学校で出張授業をする」というものがあり、私は教育委員会の皆さんの計らいで母校の北中学校で「楽しく仕事をするためのリアルな話」というテーマで話をしてきました。
仕事の時間を辛いものではなく楽しいものにするには何が必要か、僕なりの考えを後輩たちに伝えてみました。
外からやって来た人間ではなく、高校まで同じ風景を見ながら育って来た人間として、親近感を持って聞いてもらえていたら嬉しいなと思います。
実家ワーク
実家ワークのいいところは、親と日常を共有できるところではないかと思います。帰省のように仕事休んでいるわけでもないので、比較的長い期間いることができ、非日常ではなく日常の一部として生活を共にできます。
期間中は家やコワーキングスペースで仕事をしました。懐かしい風景を眺めながら、福岡や東京やアムステルダムとやりとりをするのは不思議な感じです。
この島で育った僕としては、この島はキラキラな観光地ではなく、毎日学校にいったり仕事をしたり、地に足のついた生活をする場所です。普段は福岡で仕事をしながら、実家でこのような時間を過ごせたのは貴重な体験でした。
……とか殊勝なことを言っていたら、滞在中に食あたりで大人一同がダウン、親子で仲良く並んで点滴を打たれたりしました。こんなトラブルも、日常の一部ですね。