マーケティングチームのデザイナー、Haruです。2018年7月に入社したばかりですが、リゾートワークで宮古島に行き、授業をしてきました。どういった授業を行ってきたのか、そのときの様子、仕事はどうしたのかをお伝えします。
リゾートワークについては、前回のkuny.の記事を御覧ください。
授業内容について
私の担当は、宮古島市立下地中学校の1年生34名。2コマ時間をいただき「グループ対抗コンペ大会!優秀なグループには賞品をプレゼント!」というテーマで授業をしてきました:)
この授業の目的
入試・就職活動での面接、将来、仕事で意見など、自分の考えや意見を人に説明する機会が増えていきます。しかし、自ら発言したり、前に出て話したりするのは恥ずかしいと感じる人は多いと思います。
まずは身近な授業で人前で話すことに慣れてもらおう!と考え、このテーマにしました。
ワークショップ
みんなの前で発表してもらうため、コンペティション形式のプレゼンテーションを行ってもらうことにしました。ここだけ見ると堅苦しいですが、お題をもとに資料を作り、発表してもらうというグループワークショップです。
よりやる気を出してもらうために、コンペ大会とし、優勝グループにはちょっとした賞品を用意しました。
プレゼンのお題は「宮古島のいいところ、魅力について」。
私に宮古島のことについて話す、という内容です。意見を出し合ったり、調べたりすることで、地元への理解をより深めてもらうことも目的の一つです。
ただ、中学生にプレゼンやコンペと伝えても「?」を浮かべられます。そこで、何をしたらいいかを資料で用意し、具体例を出すことでイメージを掴んでもらいました。
・配布した資料
・私の地元についての資料を用意し、発表例として見てもらいました。
授業の資料作りはCacooで
作った資料を発表してもらうので、外部モニターに接続してみんなに見てもらえるよう、パソコンで作ってもらいました。
ただ、学校のパソコンに制作用のアプリケーションをインストールすることができません。
そこで、Cacooを使ってもらうことにしました。Cacooはブラウザで使用できるので、インストール不要です。あらかじめ私で各グループのアカウントを作っておき、用意したIDとパスワードでログインしてもらえばすぐ使ってもらうことができます。
みなさん初めて使用するので、テンプレートを用意しました。
・作ったテンプレート
配布した資料も全てCacooで作っています。
授業風景
開始すぐグループで話し合い、それぞれ紙に書き出していました!
Caccoの使い方は見回りながら教えていましたが、「やりたいことがある→やり方が分からない→周りや私に聞く」という、良い流れができていました。
それぞれテンプレートを元に編集したり、シートを増やしたり、画像を探してきて入れたりと、飲み込みもスピードも早い!
プレゼンタイム
1グループ2分という時間制限を設け、プレゼンスタート!
全グループ、前でプレゼンをしてもらうことができました。
数ページのシートでも各グループの個性が出ていて、聞いていて楽しかったです。短時間でもしっかり作り上げ、話す項目ごとに担当を決め、足りない分は口頭で補うなど、素晴らしかったです!
時間内に収まったか、声の大きさ聞き取りやすさ、内容など考慮して、一番良かったグループにお菓子と弊社ノベルティをプレゼントし、無事授業が終わりました。(写真を撮り忘れました……)
授業を終えて
私自身、人前で話すことは苦手ということもあって、この授業内容が浮かんだというのもあります。1回の経験で克服とまではいえないかもしれませんが、少しでもマイナスな感情がプラスになってもらえたらと思っています。
学生さんの前で話す機会などめったにないですし、私にとっても貴重な経験になりました。
仕事はどうしたのか
ありがたいことに、コワーキングスペースなど利用できる場をご提供いただけました。
私が使用したのは、「シェアオフィス&コワーキングスペース MUGI」という場所です。ここは新しいスペースのため、とても綺麗で快適でした!
プロジェクト管理はBacklog、普段のやり取りはTypetalkで連絡を取り合えるので、宮古島と東京でもスムーズに仕事が可能です。
シェアオフィス&コワーキングスペース MUGI
http://mugi.space/
まとめ
私は入社が2018年7月なのですが、この制度の申込締切が迫っているタイミングでした。
入社時期問わず申し込みOKだったので、申し込んでみたところ行けることになりまして。入社時期関わらず分け隔てなくチャンスをくれる懐の広さを感じます。
リゾートワークという機会は楽しみでもありましたが、不安もありました。入社して3ヶ月で社外からうまく仕事ができるのだろうかと。
しかし、やり取りも問題なく進められ、オフィスに居るようでした。実際、社内では遠方からリモートで仕事をしている人が複数居ます。
実際に今回のリゾートワークを通じて、Backlog、Cacoo、Typetalkを使用してリモートで仕事をしてみて、私たちのサービスは、どんな環境にも適応でき、はたらく全ての人、チームのコラボレーションを促進し、働くを楽しくするツールであることを再確認しました。
続いては??
それでは、次の人にバトンタッチします。
次は、宮古島市立下地中学校で「異文化を学ぼう」の授業をしてきたスウェーデン出身のエンジニア、ヨアンの予定です。ご期待ください〜ʕ•̫͡•ʔʕ•̫͡•ʔʕ•̫͡•ʔ
※本記事に掲載の授業風景写真は、すべて 地域おこし協力隊 大林領様よりご提供いただいています。素敵な写真をありがとうございます!