どうもお騒がせしております。 BacklogのコミュニティマネージャーのTannyです。2019年10月28日にヌーラボのリゾートワーク制度を利用して、宮古島に行き、中学生に総合学習として特別授業をしてきました。本記事では、授業の内容から現地での休暇の過ごし方と今回の体験を通して気付いたことをお伝えします。
授業の内容
今回は、久松中学校の2年生45名を対象に授業を実施しました。予め学校側にお願いし、クラスを9つのチームに分けて頂きました。今回のテーマは、「9つの県の魅力」を伝えるです。チームごとに、ランダムに割り当てられた沖縄県以外の県を調査してもらい、内容をスケッチブックにまとめて、プレゼンテーションしてもらうというものです。一番「行ってみたい!」と思わせたチームが優勝です!
プリントを配布し、簡単にプレゼンテーションの「ルール」と「コツ」を伝えた上で、下記2点を各自に書き出してもらい、役割分担を決めた上で各チームに3分間のプレゼンテーション時間を設けました。
- どんな人に何をアピールするかを全員で決めよう(ターゲットを設定してもらう)
- 上記を踏まえて、対象となる県の魅力を書き出してみよう
授業の目的
「プレゼンテーションを通して自分の得意分野を見つけること」が目的です。人は十人十色です。しかし、今の世の中ではこの言葉は建前になりがち。周囲の声が気になり、この言葉を深く理解した上で行動に移すことは難しく、自分自身の得意分野に気づくのは意外と難しいものです。
下記資料の最後にもあるように、周りを気にすることなく自分自身と向き合って、得意分野に気づくことで、意図的に「自分を活かせる道」を決めることが大切だと思います。
なぜなら、「意図的に決める」という意識と行動が、いわゆる「戦略」にあてはまると考えており、人生を楽しむためには大切なことだと僕は感じているからです。生徒たちにはここまでビジネスライクな伝え方はしてませんが、しっかりとメッセージは伝わり、将来生きていくための小さな手がかりになったのではないかと思います。
授業の感想
学校に着くまではワクワクしていましたが、到着後に校長室に通され校長先生と教頭先生と話をしていると刻一刻と迫り来る授業の開始時間に当初のワクワクがドキドキに変わり、緊張感が高まっていきました。授業では自己紹介から課題の説明と入っていく段階で、話していたら気分が高揚してきたのか、楽しさが緊張を上回るようになっていました。
課題に関しては生徒達の取り組みが一生懸命で感動しました。特に面白いと感じたのは、何から始めて良いか分からなかった生徒達もコミュニケーションを取ったり、雑談を進める中で、自由闊達に意見を出し合い、アイデアが広がり、ペンが進むようになったことです。そしてそれだけではなく、僕自身も様々な視点から生徒達と話ができ、アドバイスの幅が広がったことです。そんな状況下で、誰もが遠慮せず気軽にアイデアを出せる理想のブレストってこういうことなのかなぁ。とも思ったりしました。
例えば、生徒視点で著名な漫画家の出身地やインスタ映えするスイーツや食材を紹介することがありました。僕自身も想定していなかった切り口に、「であれば、他県と比較してみるのはどうかな?」や「その食材を使った美味しい料理を調べてみてアピールするのはどう?」などと、自分でアドバイスしながら、なるほど。と思うこともありました。
思い出話
出発時は前日の大雨で交通規制がかかった千葉の田舎道で遭難仕掛けたり、現地着いた後は初日にお気に入りの帽子をなくしたり、2日目にはスーパーの駐車場でコケて肘を擦りむいたり、挙げ句の果てには現地で乗っていた車のボンネットから煙が上がったりと楽しいことばかりだった!!
更には、現地の美味しいもの食べまくったり、息子にとって生まれて初めてのビーチで宮古の海を体験させることができたり、シュノーケルで見れなかった亀を、三角点がある断崖絶壁の絶景スポット(20階建ての高層ビルの高さの崖)から見れたり、太陽染めしたり。と、もっと楽しいことばかりだった。
更に更に、直前まで雨予報だったのにウェディングフォト撮るタイミングでビーチが晴れたり、ギリギリまで曇りで星空が見えないと思ったけど、撮影のタイミングで雲が引き、星空満天になったり。と最高なことばかりだった!!
全体を通して
「give and take」で相手に先にgiveされたらどう感じますか? 「やべぇ、何かお返ししないとな」。こう思った経験は皆さんないですか? 僕はありますが、これは法人、個人に関係なくあることだと思います。
その、「先にgive」してきた相手が皆さんが所属する会社だったらどうでしょう・・・??
そう、今まさにそんな気持ちです。ヌーラボという会社から、宮古島での貴重な体験をgiveしてもらいました。今はそれが「心地良いプレッシャー」になってます。これは会社に対してだけではなく、暖かく迎え入れてくれた宮古島や、普段からお世話になっている、Backlogのユーザーコミュニティである、JBUGに対しても同様です。
これはひょっとしたら会社の狙い通りかもしれませんねw だとしたら奏功してるだけなので、尚良しですね。
僕だけではなくこの制度を利用した他の社員も色々と考えさせられるキッカケにはなってると思います。というワケで全ての人達に感謝です。(うぅ。また行きたい。。。)
※本制度以外にも働きやすさを担保するための制度はたくさん用意されています。ヌーラボの福利厚生についてはこちらをご覧ください。
Special Thanks
宮古島滞在中には下記に挙げる方々の他、多くの方々に大変お世話になりました。色々と段取りも悪くご迷惑をおかけすることもございましたが、皆様のおかげで大変有意義な時間を過ごすことができ、我々家族にとっても、思い出深いものになりました。
久松中学校
僕を総合学習の講師として優しく迎え入れてくれた先生方と、授業に一生懸命取り組んで頂いた生徒の皆さん、ありがとうございました。色々と至らぬ点があったと思いますが、大変貴重な経験をさせて頂きました。
宮古島市教育研究所 田場様
今回このような機会をセッティングいただき、誠にありがとうございました!
株式会社リチャージ様
懇親会のセッティングの他、打ち上げに誘って頂いた、大島さん、村田さんお世話になりました。色々なお話ができ楽しかったです。ありがとうございました。
JBUG
宮古島でJBUGを開催頂いた、沖縄リーダーの鈴木さん、砂川さん、そして会場提供頂いた、タービン・インタラクティブさんありがとうございました。
JBUG & ウエディングフォト
たけしたさん、しゅんさん、JBUGでの登壇やウエディングフォトなど、公私共に色々とお世話になりました。とても楽しく、良い思い出で盛りだくさんとなりました。 そして稲田さんも素敵な写真を撮って頂きありがとうございました。
新聞社2社
お忙しい中取材にお越し頂いた、宮古新報の竹内様、宮古毎日新聞の洲鎌様
ありがとうございました。
日本テレビ newszero様
東京での業務の様子から、宮古島での授業及び、滞在の様子まで密着取材頂きありがとうございました。とても貴重な経験ができ、楽しかったです。