2016年でヌーラボ東京オフィスは設立から10年目を迎えます。さらに10年先を見据えるために、7月5日付けで渋谷から神楽坂へ移転をいたしました。節目でもあるこの移転にあわせ、ヌーラボを長年支えているユーザーの皆さまをご招待した、移転パーティを7月15日に開催しました。
10年という節目と東京オフィスの役割
移転パーティでは、代表の橋本が「ヌーラボ東京オフィスの変遷」・「ヌーラボ社内における”東京オフィスの役割”」というテーマでライトニングトークを行いました。
ヌーラボの開発本拠点は福岡にあり、開発者の人数が最も多いです。福岡と比較して、東京オフィスは人数は少ないものの、Backlog、Typetalk、ヌーラボアカウントなど、ヌーラボプロダクトのプロジェクトマネージャーが、多く在籍しています。つまり、東京オフィスは、ヌーラボのプロダクトの指針を決める上で重要な役割を担っているのです。
現在、ヌーラボ東京オフィスのメンバーは、8人。その内の3人はまだ入社3ヶ月にも満たない新入社員です。9月には新たに2名の入社が決まっており、収容予定15人の新オフィスが既に埋まってしまいそうです。
橋本は「ひとを増やすために新しいオフィスに引っ越したけど、また来年には引っ越す必要が出てくるかもしれません笑」と、事業を拡大させるために、今後東京オフィスの人員を積極的に増やす姿勢でいることを語りました。
飛び入りLT〜TypetalkとBacklogを使ってAWS運用の困りごと解決!〜
ユーザーさまによるライトニングトーク発表もありました。登壇者は、アットウェア株式会社リードソフトエンジニアの浅野祐希さん。飛び入り参加にも関わらず、「AWS運用の困りごとをTypetalkとBacklogの連携で解決した」という、とても参考になるライトニングトークを発表してくださいました!
浅野さんは、AWSのEC2メンテナンススケジュールのお知らせを、契約者ではなく、開発・運用者に通知するために、TypetalkおよびBacklogの連携を試みたそうです。
たとえば、ハードウェア故障などの理由でEC2のメンテナンスが決まった場合、起動中のインスタンスがストップ・自動再起動される旨が、登録時のメールアドレスに通知されます。しかし、この通知先のアドレスは、AWS契約者のものであることが多く、実際に利用している開発者・運用者でないことが往々にしてあります。彼らがメールを転送すれば解決する課題ではありますが、手動でやるとどうしても伝達が洩れてしまうことも。
そこで、契約者からの連絡を待たずとも、Typetalkに自動で通知し、Backlogに課題登録できるようにすれば、適任者がメンテナンススケジュールを確実に把握し、忘れずに処理できるかもしれない、と考えた浅野さん。
具体的な解決方法として、AWS Lambda Cronで一日1回予約されているインスタンスが無いかをEC2 API機能を使ってチェックする。予定があれば、Typetalkに通知、Backlogに課題として上げる。という流れをつくりました。
結果は見事に成功!詳しくは浅野さんがSlideshareにて公開してくださっていますので、同じような課題を抱えている方はぜひ一度御覧ください。
たくさんのヌーラボユーザーさまで賑わった移転パーティ
ここからは、当日のイベント模様を写真と共にお送りいたします。
(株式会社アットウェア 左:北野弘治さま 右:浅野祐希さま)
(左:株式会社技術評論社 馮 富久さま)
(左:株式会社スタディスト 豆田裕亮さま)
(Flask 左:堀内 敬子さま 右:小川秀子さま)
ヌーラボ東京オフィスおよび、株式会社ヌーラボは、Backlog・Cacoo・Typetalkを、ユーザー様にとってより良いサービスにすべく邁進していく所存であります。今後ともご支援、ご協力よろしくおねがいいたします!