ヌーラボでインターンを経験した半年間を経て…「やさしいエンジニア」を目指す近藤くんのお話 #ヌーラバーになりませんか #番外編

ヌーラボのAngelaです。今回はインタビューの番外編。ヌーラボでは、初めての公式インターンシップのメンバーとして採用された近藤くんのインタビューです✨

この3月末で大学を卒業するとともに、ヌーラボの卒業も決まっている近藤くん😢今回は、約半年間ヌーラボで働いてみてどうだったかを聞いてみたいと思います!

今日のInterviewee

管理部 インハウスシステム課 インターンシップ 近藤 創太

福岡工業大学 情報工学部の4年生。4月から金融系の企業でエンジニアとして働くことが内定している。プログラミングの好きなところは「未来を作っている」感覚が得られるところ。ヌーラボでは「こんちゃん」の愛称でめっちゃ馴染んでいる。

 

エンジニアを志すきっかけは星新一のショートショート

— 今日を含めてヌーラボでの出社もあと3日。インターンお疲れ様でした!今日はこの半年を振り返りながらお話しできればと思います。改めて、こんちゃんの大学生活はどんな感じでしたか?

情報工学部で勉強していました。広くコンピュータ全般について学ぶ学部です。卒論では、音声入力でPythonを書くエディタを作っていました。

サークルは、セキュリティの勉強をするもの、AIの勉強をするものに所属していました。セキュリティのサークルは、サイトを立ち上げては攻撃し合って仕組みを学んでいました。SECCON出場などを目指していましたね(出れませんでしたが…)。AIを勉強するサークルは友だち数名で立ち上げたこじんまりとしたサークルでした。

 

— エンジニアという領域に興味を持ったきっかけはあります?

小学生の時、計算問題や漢字の書き取りってあったじゃないですか。あの単調な繰り返しの作業に飽きていたんです。その時「AIが代わりにやってくれないかな」と思ったのがきっかけで、ぼんやりとエンジニアに憧れるようになりました。あとは、高校時代に読んだ星新一のショートショートの影響ですね。

 

— 飽きたからといって、それをAIに、という発想がいいよね!ヌーラボ以外でアルバイトをした経験はあったんですか?

高校時代は飲食店のホールのアルバイトを1年半ほどやっていました。でも、大きい声を出すのが苦手で…毎日のように怒られていました(笑)。大学に入ってからは、大学のパソコンルームにあるPCのメンテナンスを4年間やっていました。OSのアップデートとかをひたすらやるやつです!

こんちゃんのアルバイト入社おめでとう歓迎会

— ヌーラボのアルバイトにはWantedlyで応募してもらったと思うんだけど、BacklogやCacoo、Typetalkは学生だとなかなか使う機会がないサービスだと思っています。ヌーラボ、知ってましたか?

大学でグループ開発の講義があって、その時にBacklogを使ってから興味を持っていました。シンプルなのに機能は充実していて、すげぇ!と思いました。アルバイトの募集が出た頃は、ちょうど自分の技術を実践の場で磨きたいと思い始めていたところだったので、募集をみて反射的にエントリーしていました。

 

— そうそう、確かこんちゃんが一番最初に応募してくれた人だった気がする!インターンの選考って、こちらも慣れていなくて、とりあえず翔磨さんと鶴田さんとランチに行ってもらったと思います(笑)あの時のことは覚えていますか?

あまり着ないジャケットにスラックス、靴まで新調してガチガチに緊張して行ったのを覚えています!でも開始5分で打ち解けて話せるようになりました。冗談混じりの話しをしてくれて、和やかな雰囲気でした。ヌーラボの雰囲気が垣間見えて、ヌーラボがより好きになりましたよ。2人とも、ポートフォリオにとても興味を持ってくれてレビューまでしてくれて、それだけでも充実した時間でした。たかが学生にこれだけ親身になってくれるものなのかと驚きました。

手作りのこんちゃんの卒業パーティー

部署関係なく先輩と関わる

— (いい話…涙)そのあとすぐ、ヌーラボにジョインしてもらうけど、最初はどんなことをやっていましたか?

まず入社して、MacBook Pro(13-inch, 2017年型)、full HDモニターを貸与してもらいました。十分なスペックのPCが渡されてホクホクしました!開発は、プロダクト開発+Scalaでの開発を練習するための課題から着手しました。タスク管理アプリを作ったり、Typetalkのbotを作りましたね。そのあとはAWSを使ったログ形成とか、社内アプリの改修などに関わりました。

 

— 社内のいろいろな人と関わる機会があったみたいですが、どうでした?

インハウスシステム課の鶴田さん、大塚さん、佐村さん、ゆじかわさんはもちろん、よく7FのCafe Spaceにいる先輩たちが、開発でハマっている時とかは助けてくれました。iwaさん、翔磨さん、ふたっしーさん、藤田さん…もうあげ切れないです。みなさんに感謝しています。

社員のみなさんがよく集まっている7FのCafe Spaceにはよく遊びに行っていました。社内には100円ドリンクもあるし、キッチンもあるし、本も貸してもらえたし…自由に使わせてもらえるものが多かったので、家にいるより充実していて(笑)楽しかったです。

 

— インハウスのメンバーで勉強会もしていたみたいですね!どんな勉強の時間がもらえました?

インハウスシステム課は、毎週英語の勉強会があったり、LT会という月次のその月学んだことをLTで共有する会などがあったので参加していました。その他、会社が主催するイベントGeeks Who Drinkやストレングスファインダーを受験させてもらって、その結果を共有する勉強会をしたり、社員のみなさんに混ざってアンガーマネジメントの講習も受けました。

 

— あえて最初のインターンメンバーなので聞かせて欲しいのだけど、なにかもっとフォローして欲しいことや大変なことはあったりした?今後のインターン生のために教えてください!(笑)

うーん、アカウント周りですかね。BacklogやTypetalkなどもちろん使っていたのですが、インターン生なので一部見れない環境でした。リンクを踏んでも見れないものが多くてちょっと悲しかったです😢社内Podcast聞いてみたかった…!

あとDDDはもうちょっと優しく入門したかったです(笑)「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」から入ったのですが、ちょっとハードルが高かったです。自分でもう一段やさしい本(ドメイン駆動設計入門 ボトムアップでわかる! ドメイン駆動設計の基本)を買って乗り越えました…いやまだ乗り越えてないです(笑)

これは自分の問題でもあるんですが、成長の方向性に迷走している時期があって(汗) もっとフィードバックやアドバイスが欲しいと思ったこともありました。あとは、日頃学校でPythonを書いていたのでヌーラボでScalaを書く時、型の宣言やDDD的な書き方をするのに頭の切り替えが大変でしたね…!

こんちゃんのため(???)に肉を焼く先輩たち

目指しているのは、「やさしいエンジニア」

— この半年間学べたことはありました?

めちゃくちゃたくさんあります。この半年間は4年間の中でも一番と言っていいほど、優しい人に恵まれて濃い時間だったと思います。その中でも、「人がメンテナンスしやすい設計・コードを考えることの大切さ」「実務を通して大きい規模のコードに触れる経験」、この2つは大学や教本では得られないものだったと思います。

 

— ここからは、今後のことについて教えて欲しいです。4月から社会人、そしてデータ分析領域のエンジニアになると思うんだけど、どんなエンジニアになりたいとかはありますか?

はい、4月からはデータ分析・効果測定・機械学習などの分野に特化したエンジニアとして働く予定です。いまの目標は「やさしいエンジニア」になることです。

 

— 「やさしい」いい響きですね!どういう想いをこめての「やさしい」ですか?

やさしさは、ヌーラボの人たちに教えてもらったと思います。ヌーラボに入って驚いたことの一つなのですが、先輩が相談しやすい雰囲気を作ってくれたり、とげのないレビューをしてくれたり、とにかくやさしかったんです。

大学でコードを書いていると、教授がテストの採点のように「このコードはダメ」とバッサリ切られることがあります。でもヌーラボの先輩たちは、「いいね!もっとこうしたらよくなるんじゃない?」と丁寧にコードレビューをしてくれました。

あとは、今まで自分本位でシステム開発に取り組んでいたことに気付きました。自分がわかればいい、動けばいい。そんなコードを書いていたので、結果的に読みづらいコードを量産していました。ヌーラボのインターンを通して、ユーザーにも開発者にもやさしいシステムを創りたい、そう思えるようになったんです。まだまだ難しいですが、早くヌーラボの尊敬する先輩方のようになりたいと思っています!これからも勉強頑張ります!

 

— 涙涙涙。これからも会社は近いので、いつでも遊びに来てね!!こんちゃん半年間お疲れ様でした!これからもがんばれー!!

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