警察官からの方向転換でエンジニアに!全社のデータマネジメントを担うインハウスシステム課、大塚さんのお話し #ヌーラバーになりませんか

ヌーラボのAngelaです。今週もインタビューを更新しますよ✋

今まで「サービス開発部」という部署のヌーラバーのインタビューを更新してきましたが、今回は「管理部」です。ヌーラボには6つの開発チームがあります。中でも唯一、管理部の中にあるエンジニア組織が「管理部 インハウスシステム課」。今日はインハウスシステム課の大塚さんのインタビューをお送りします!

今日のInterviewee

管理部 インハウスシステム課 大塚 真一郎

福岡生まれ、福岡育ち。大学の専攻は経済学。大学卒業後は公務員を目指して勉強するも、2年後にエンジニアになるべく目標を変更。そこから10年以上福岡でシステム開発に関わる。スイッチが入るとヌーラボオフィスの7Fでカラオケを始めるが、一度マイクを持つとそれ以降は誰にもマイクを譲らないことに定評がある。

 

実は警察官を目指していた!2年でエンジニアへ切り替え。

— 今日はお互い自宅からのインタビューですね(テレワーク中)。ご経歴を改めて拝見したら、福岡生まれ福岡育ち、一度も福岡から出られていないのですね!大学ではどんなことを学ばれていましたか?

そうですね、高校も大学も全部福岡です。今でも実家の地域のお祭りなどは大事にするような家庭で育ったので、あまり福岡を離れる気持ちはなかったです。大学は経済学部でした。単位をとることばかり考えていましたが、ゼミでやっていた「消費者の回遊行動の分析」についてはよく覚えています。

天神駅や博多駅近辺で一般客にインタビューして、使った金額や次はどこのお店に行くかなどを聞いてデータを蓄積していくようなことに取り組んでいました。当時蓄積したデータは、今もゼミで生かされているみたいです。

 

— 面白いことをされていたんですね!卒業後は、エンジニアではなく警察官を目指していたんですよね?

そうです!警察官の試験を受けるために2年ほど勉強していました。昔から野球をやっていて体力に自信があったし、子どもの頃から憧れの職業でもあったので。

でも、いざ勉強を始めたら、大学時代にぬるま湯に浸かっていた反動がきました。1回目の受験では学科試験で不合格。2回目は自信があった体力試験で不合格でした。甘くはなかったです…。

 

— でもそのあとよくエンジニアになろうと切り替えられましたね。なかなかつながらないと思うのですが。

今思えば、学生時代に消費者行動分析をしていたのは、現在のエンジニアの仕事につながっているところがあります。当時は、携帯ゲームなんかをよくやっていて、親しみがあったので、ハローワークで見つけた携帯アプリを作っている会社に就職しました。未経験だったので採用されるかわかりませんでした。でも、初回の面接の時に、勢いで「次回の面接の時までにこの本、読んできます!」と、分厚いC言語の本を読んで来ることを宣言しました(笑) それが社長に気に入られて採用してもらえたみたいです(笑) できないことも「できます!」と答えて勢いで突破しました…!

 

初めてのアプリ開発、そしてScalaとヌーラボに出会う

— それはなんだか合格するのもわかる気がします(笑) エンジニアとしてのキャリアをスタートして、まずはどんなことをされていたのですか?

もちろん最初から携帯ゲームの開発に携わる事はできませんでした。最初はお茶出しだってしていましたよ!まずは、社内向けの有給管理アプリを作る機会をもらいました。これが初めて1からアプリを作る機会でした。アルバイト同然でしたが、お調子者の自分を面倒みてくれる先輩がいて、学びが多い環境だったので続けられました。

 

— 未経験からの頑張り方がすごいです。そのあと、1社挟んでヌーラボへ来られましたよね。

はい、1つ前の会社は、電子カルテの会社でした。基本的にはJavaで開発しているアプリケーションだったのですが、在籍したうちの最後の2年間は、病院のデータを収集するデータウェアハウスの様な機能をScalaで開発していました。病院は毎年、外来患者や入院患者の数を報告する義務があるので、そのデータを収集するアプリですね。

Scalaに触れはじめて、ドワンゴ社が出している新人研修の資料や、Scala Fukuoka、ヌーラボの内田さんが主催していた「さるScala」の勉強会などに足を運ぶようになりました。そこでヌーラボに出会って、自分より先に入社していた、Backlogのテクニカルサポートの立石さんにも話を聞いて、選考を受けることにしました。

 

— 最初のヌーラボの印象はどんな感じでした??

どうしてもホームページの感じからウェイウェイしていると思っちゃいましたよね(笑) でも、Scala Fukuokaの打ち上げだったかで、Apps課の井上さんと話す機会があって、いろいろ会社のこと聞けたんですよ。自由とその反面の大変さとか、ヌーラボの開発の現実とか…その時の井上さんが本当に真顔で話していて(笑) ああ、ちゃんとした会社なんだなあ、とわかったんです(笑)

 

— わ〜。絶対井上さんにもインタビューしよっと(笑) とはいえ、私の中では大塚さんの娘さんたちが、ヌーラボの全社総会のパーティーで最前列で躍りまくってウェイウェイしている印象強いですからね?(笑)

(笑) 家族を連れてこれる会社っていうのも新鮮でしたね。

全社のデータマネジメントを担うチーム。フラットな組織を開発を通して創る

— 実際入社してまず最初は販売管理システムのご担当でしたよね?

そうです。すでに入った時には半分くらいできている状態でした。オンプレが当たり前の病院関連システムを担当していた自分からすると、社内システムなのにAWSを使っていたのが新鮮でした。ああ、この会社で頑張るにあたって自分に足りないのはクラウド周りの知識だな、と焦ったことを覚えています。

 

— 販売管理システムを経て、今は社内のデータマネジメントに関わるシステムの開発をされていますよね。ちょうどいま求人も出しているので、改めて今取り組んでいることを教えてください。

今は、社内のデータ基盤構築2年目の年です。今までのシステムだと、社内向けにカスタマイズした、ニッチすぎるSQLをメンテするのが結構大変だったんです。なので、もっと管理しやすくするためのデータモデリングをするために、インハウスシステム課で改めてデータ構築から見直しています。今後のヌーラボのデータ活用・データマネジメントの基礎づくりをやっているようなチームです。

 

 

— 橋本さんもいつも「社内のデータに等しくアクセスできる状態がフラットな組織だ」と言ってますし、その根幹を作っている部署ですね。難しさや面白さも教えてください。

データモデリングはやっぱり最初が肝心。初期からちゃんと整理しておくべきだったなあ、という思いはあります。そもそものデータの設計から考える必要があるので、今までのWebの知識では追いつかないところもあり、勉強しています。ヌーラボはプロダクト側で持っているデータとサービス側で持っているデータがあるので、必然的に全社プロジェクトになります。そんなところが面白くも難しいところでしょうか。できるだけ、インハウス課で模範となるようなモデリングを示していきたいですね。

 

— ありがとうございます!最後にこれから取り組んでいきたいことなどはありますか?

まずはPythonですね。今まではJavaやScalaをメインで使っていましたが、今はデータを扱っているので圧倒的にPythonを使うことが増えてきました。会社としても必要な場面が増えるとおもいますので、もっと使いこなしていきたいです。

また、福岡はデータエンジニアを必要としている会社も多いし、勉強会も増えてきているので、福岡のデータ界隈を盛り上げていきたい気持ちもあります!

 

— 今日はありがとうございました!

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