ヌーラボ、2018年「働きがいのある会社」ランキング 8位にランクイン

2018年02月09日

　チームのコラボレーションを促進し、働くを楽しくするツール「 Backlog (バックログ) 」「 Cacoo (カクー) 」「 Typetalk (タイプトーク) 」を運営する株式会社ヌーラボ（本社：福岡県福岡市、代表取締役：橋本正徳、以下ヌーラボ）は、Great Place to Work(R) Institute Japanが世界共通の基準で調査分析を行う2018年日本版「働きがいのある会社」ランキング(小規模部門 / 従業員25-99人)で8位に選出されましたのでお知らせします。

　特に、子育て世代の社員でも安心して働ける自由度の高い就労環境や、ワークライフバランスが整っていることなどにおいて、高い評価をいただきました。具体的な取り組みをご紹介します。

　ヌーラボは、チームで使うコラボレーションツールを開発・提供することを通し、働くを楽しくしようとしています。また、ヌーラボで働く社員が、働くを楽しくするモデルケースとなれるよう、働き方や人事制度などに工夫をしています。

＜有給休暇/子育て休暇＞
中途入社の社員が多いヌーラボでは、転職しても損をしない制度設計をするため、労働基準法で定められているよりも多くの有給休暇を設定しています。

入社時10日付与
入社後1年ごとに20日付与

この制度により、海外出身の社員の帰省なども可能にしています。また、出産半年前〜3歳になるまでの子どもがいる家庭には、月1日の有給休暇を、通常の有給休暇とは別途で付与しています。現在、利用人数は約20名にのぼります。

＜フレックスタイム制＞
コアタイム11:00-15:00を設定したフレックスタイム制を用いることで、社員の個々の事情にも合わせやすい勤務体系にしています。

＜みなし残業ゼロ＞
ヌーラボではみなし残業を加味しない給与制度になっているため、残業代は別途全額支払われます。残業を前提としない業務設計を推奨するため、制度にもその思想を反映しています。

＜役職なし。役割のみで運営する組織設計＞
ヌーラボには、役割としてのマネジメントはあっても、役職としてのマネジメントはありません。キャリアアップを役職に囚われずに考えることができるよう、工夫しています。

■ 代表の橋本よりコメント

　この度は、ありがとうございます。
　社員一人ひとりが働きがいを持てるように各自が頭を「うーんうーん」と捻って制度等を設計しているので、この度、このような結果となり、とても嬉しく思います。
　世界的に「働き方」が変革している時期です。各個人、「働きがい」に対する価値観が違いますし、ワークライフバランスを求める人、直接的にお金を求める人、名誉を求める人、技術の高まりを求める人などなど、自己実現のための要素も多様化しており、それを支える制度などを画一的な価値観だけで決めることは、今後、さらに難しくなっていくと思います。
　また、組織創りの仕組みは、弊社の提供しているようなオンラインツールの発展とともに、トップダウンからボトムアップ、ヒエラルキー型からホラクラシー型、一様性よりはダイバーシティへと、経済や人口などの影響を受けて滑らかに変わっていくと思います。
　今後も継続的に、価値観の多様性や、組織の最適なあり方などを興味深く観察して、未来を推測し、上手に一歩前をリードしていければと考えています。

■ Great Place to Work(R)について

Great Place to Work(R)は、「働きがい」に関する調査・分析を行い、一定の水準に達していると認められた会社や組織を各国の有力なメディアで発表する活動を世界約50カ国で実施している専門機関です。

■ Great Place to Work(R)の調査内容について

　「経営・管理者層への信頼」「仕事や会社への誇り」「仲間との連帯感」に関連する58の設問への5段階評価、および2問の自由回答設問に参加企業の従業員が無記名で回答する「従業員へのアンケート」と、参加企業の企業文化や会社方針、人事施策(採用、経営層からの意見浸透、従業員からの意見聴取、人材育成、ダイバーシティ、ワークライフバランス、社会・地域貢献活動など)の具体的な取り組み内容を参加企業が回答する「会社へのアンケート」を、世界共通の基準で評価します。
　配点は、「従業員へのアンケート」が3分の2を、「会社へのアンケート」が3分の1の割合で評価しており、「従業員からの声」を重視した調査となっています。