チームのコラボレーションを促進し、働くを楽しくするツール「 Backlog (バックログ)」「Cacoo(カクー)」「Typetalk(タイプトーク)」を運営する株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、代表取締役:橋本 正徳、以下 ヌーラボ)は、プロジェクト管理ツールの「 Backlog 」ユーザーを対象とした「年末年始休暇と2018年の抱負に関するアンケート調査」を実施しましたので、結果を報告します。
アンケートでは、「 Backlog 」ユーザーを対象に、年末年始休暇の日数や、その間に業務が発生する日数、また2018年の目標なども尋ねました。
その結果、約9割が5日間以上の年末年始休暇があるのにもかかわらず、約3割は何らかの業務(仕事)を休暇中に行う予定であることが分かりました。また、休暇中に業務が発生しやすい職種についても傾向を読み取ることができます。
さらに、2018年の目標を尋ねたところ、34歳以下が高い関心を示している【職務関連の学習や報酬、ポジション】などは、年齢とともに回答の割合が減少し、【自身の健康】は年齢とともに回答の割合が増加しています。
下記、調査結果をまとめておりますので、ご報告します。本件について、またはプロジェクト管理や働き方についての取材も可能です。
ご要望の方は、最下部のお問い合わせ先までご連絡ください。
◼︎ 年末年始休暇、約9割(87.6%)が5日間以上!
2017年-2018年の年末年始休暇は、全体の87.6%が5日間以上あるという結果になりました。また、職種ごとに細かく見ると、下の表のような結果となりました。
カスタマーサポートや営業、コンサルタントなど、顧客・ユーザーと直接コミュニケーションが発生する職種では、そうでない職種と比較すると年末年始休暇日数が少なくなる傾向にあると言えます。
◼︎ 休暇=仕事をしないとは限らない!? 休暇中になんらかの仕事をする割合は30.4%!
「5日間以上の年末年始休暇がある人は87.6%」だからといって、仕事をしないわけではない、ということも明らかになりました。今回のアンケート調査では、「年末年始休暇中、業務が発生する(事実上、仕事をする)日はどのくらいあると予想しますか?」という問いも設けました。
その結果、「全く仕事をしない」と答えたのは全体の69.4%、「なんらかの仕事をする(*1)」と答えたのは30.4%。ただ、年末年始休暇の半分以上仕事をする割合は5.5%でした。
*1「少しだけ仕事をする」「半分くらいは仕事をする」「毎日仕事をする」の総計
さらに、経営者を除く職種のうち、「全く仕事をしない」割合が最も高かった「デザイナー(86.8%)」と、最も低かった「コンサルタント(54.5%)」では32ポイントほど差があるなど、職種によって差があることが分かります。
◼︎ 2018年はどんな年にする?年齢が上がるにつれ増加する「健康」への関心
アンケート調査では、2018年の目標についても聞きました。
「2018年、実現したいこと・取り組みたいこと」として、下記の選択肢群から3つまでの選択式で回答を収集しました。
[A] 昇進、昇給 / 昇進(*2)
[B] 転職や部署移動、キャリアチェンジ / 転職など
[C] 職務に関連のある内容の学習や資格取得 / 職務学習
[D] 語学学習、習得 / 語学学習
[E] 副業を始める、本格化させる / 副業
[F] 業務外活動のスキルアップ / 業務外活動
[G] 地方への移住、U / Iターン / 移住
[H] プライベートの時間を増やすこと / プライベート
[I] 友人や恋人など交友関係の拡大 / 交友関係拡大
[J] 貯金
[K] ダイエットやトレーニング / ダイエット
[L] 結婚や出産(ご自身/パートナー問いません)など
[M] 1年間、健康に過ごすこと / 健康
[N] 旅行
[O] 特にない
*2 以降、グラフの項目内では、/のあとに示す文字列を表示します。
まず全体の結果を見てみると、下グラフのような結果になっており、「[C] 職務に関連のある内容の学習や資格取得」が37.2%で最も多く、次いで「[A] 昇進、昇給(26.6%)」「[K] ダイエットやトレーニング」の順に多くなっています。
近年注目されているワード「[E] 副業を始める、本格化させる(16.3%)」「[G] 地方への移住、U / Iターン(1.7%)」は、2018年取り組みたいこととして割合が多いわけではありません。
一方、結果を年齢別に見てみると、結果が大きく変わってきます。
<年齢別 2018年、実現したいこと・取り組みたいこと回答の多いベスト5>
34歳以下が高い関心を示している「[A] 昇進、昇給」「[C] 職務に関連のある内容の学習や資格取得」などは、年齢とともに回答の割合が減少し、「[K] ダイエットやトレーニング」「[M] 1年間、健康に過ごすこと」は年齢とともに回答の割合が増加しています。
この結果から、年齢を重ねるにつれ、目標や関心の対象が変移していくと考えられます。具体的には、【職務関連の学習や報酬、ポジション】などから【自身の健康】へのプライオリティが増すと言えます。
なお、他の項目を含めた回答一覧は下の表にまとめています。
<年齢別 2018年、実現したいこと・取り組みたいこと回答一覧>
◼︎ 調査概要
実施期間 2017年11月18日~11月30日
対象 「 Backlog 」ユーザー(有効回答数 695件)
◼︎ プロジェクト管理に関するイベントを行います
2018年2月18日(日)に、 プロジェクト管理に関わるすべての方のための無料イベント『Backlog World』を開催します。
本イベントでは、 プロジェクト管理に詳しい様々な領域の方を招いて行うセッション・パネルディスカッションを中心に、 プロジェクト管理の相談ができるジーニアスバーなども行われます。 また、 審査員に津脇慈子氏(経済産業省 中小企業庁)や家入一真氏(株式会社CAMPFIRE 代表取締役)などを招いての『Good Project Award(グッドプロジェクトアワード)』も開催します。