8月29日(月)13:00〜リゾートワーク制度に関するイベントをオンライン開催予定！

株式会社ヌーラボ（本社：福岡県福岡市、代表取締役：橋本正徳、以下 ヌーラボ）は、今年で運用開始5年目となる研修制度「リゾートワーク制度（以下、本制度）」がもたらす成果として、本制度利用者に占める退職者の割合が非利用者と比較して低く推移していることを発表いたします。

また、法政大学大学院 政策創造研究科教授の石山恒貴氏をゲストとしてお招きし、本制度に関するイベントを2022年8月29日(月)13:00にオンライン開催します。

イベントページ：https://nulab.connpass.com/event/257019/

■本制度の詳細について

本制度は、ヌーラボが従業員に対して2018年度より独自に提供している研修制度で、従業員が北海道や宮古島などのリゾート地からテレワークに従事することを支援しています。ヌーラボは、従業員および帯同する家族に対して一定金額の補助を支給します。従業員は滞在期間中、一日は現地の小中学校・日本語学校などで講師として授業をすることで、スキルアップや自己内省を図ります。

ヌーラボは、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けて打撃を受けたリゾート地の経済に、本制度の実施を通して貢献するなど、運営主体の企業（ヌーラボ）・リゾート地・従業員・帯同する家族に対する「四方良し」を実現しています。それぞれがもたらす好影響については下図をご参照ください。

ヌーラボの「リゾートワーク制度」がもたらす影響

■ヌーラボの退職者全体に占める本制度利用者の割合について

2018年度のリゾートワーク開始以降、約20名の従業員が本制度を利用しています。2018年度以降のヌーラボ退職者において、本制度利用者・非利用者それぞれに占める退職者の割合を比較すると、本制度利用者の2018年4月から2022年3月末までの退職者の割合は4.5%、非利用者の退職者の割合は7.7%と、3.2%の差が生じていることが分かりました。

背景として、普段の業務では獲得しづらい「講師として自身の知識をレクチャーする」機会を通したスキルアップや、「生徒の前で自身の仕事について語る」ことによる自己内省の機会から、本制度利用後の本人の活躍の場が広がることや、ヌーラボに対する理解や愛着といった従業員エンゲージメントが高まること、さらには、帯同する家族からヌーラボで働くことに対する応援を得られやすくなることなどが寄与していると考えられます。

ヌーラボは、今年で運営5年目となる本制度が従業員のスキルアップや従業員エンゲージメントの向上に繋がり、ひいてはヌーラボの離職の低減に成果を上げているものであると捉え、制度の継続と適切な効果測定、それらの社会への共有を図ってまいります。

※「本制度利用者・非利用者に占める退職者の割合」は、それぞれに占める退職者の割合であり、退職率とは異なります。

■イベントについて

ヌーラボは、法政大学大学院 政策創造研究科教授の石山恒貴氏をゲストとしてお招きし、本制度の意義や学びのポイントを「越境学習」の観点から紐解くイベントを2022年8月29日(月)13:00にオンライン開催します。

イベントでは、石山先生による講演「越境学習とリゾートワークの効果の高め方」のほか、実際に本制度を利用した従業員と、今年、本制度を利用してリゾート地に滞在する予定の従業員を交えたパネルディスカッションを予定しています。

• 日　時：2022/08/29(月) 13:00 〜 14:00
• 場　所：オンライン開催(YouTube配信)
• 参加費：無料
• 参加申し込み：​​https://nulab.connpass.com/event/257019/

■ヌーラボが提供するサービスについて

ヌーラボは、プロジェクト管理ツール「Backlog」、オンライン作図ツール「Cacoo」、ビジネスチャットツール「Typetalk」、組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高めるための「Nulab Pass」を開発・提供しています。

・プロジェクト管理ツール「Backlog」：https://backlog.com
・オンライン作図ツール「Cacoo」：https://cacoo.com
・ビジネスチャットツール「Typetalk」：https://www.typetalk.com
・組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高める「Nulab Pass」：https://nulab.com/ja/nulabpass

■株式会社ヌーラボについて

※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。