入社したら思った以上に働きやすくてびっくりした話 #ヌーラバーブログリレー2022

こんにちは。2022年9月からカスタマー部にジョインしたおはなこです。

ヌーラボにきて4ヶ月目にはいりました。思った以上に働きやすくてビックリしています。今回はヌーラボにジョインしようと思ったきっかけと、働きやすくてびっくりした点を、おはなこ視点でお届けしたいと思います。

 

実は出産して4社目、転職のきっかけは娘の一言から

私は4歳になる娘を保育園に預けながら働いています。残念ながら、バリバリのキャリアをもっているスーパーな人ではありません。働きながら子育てすることは大変難しく、これまでうまく両立ができませんでした。子供を産んでから実は4社目なんです…
前職では、金融機関で人事領域の事務として働いていました。そして娘も元気に保育園に通っていました。ところが突然ある日、娘がこんなことを言い出したんです。

「ママ。もっと早くお迎えにきて。」

18時30分にお迎えに行っていた私は、この言葉に狼狽えました。ただ、ちょっとだけ気持ちがわかるような気がしたんです。その頃、登園ペースが乱れ、朝も駄々をこねるようになっていました。

娘は3月に小規模保育園を卒園し、4月から新しい保育園に転園したばかり。人見知りな娘にはさぞ大変だったことでしょう。そして、慣らし保育を終えたかと思うと、今度は感染症に罹患。保育園はしばらくお休みです。やっと自宅療養期間が終了し、なんとか通い出したところでした。

 

娘の希望する時間にお迎えに行く

1.ライフサイクル論

娘の意思をどのように親として捉えるべきか、とても悩みました。こういう時は、賢い先人のお知恵を拝借するのが一番!今回は「子供の心はどう育つのか」を参考にしました。この本は、エリック・H・エリクソンのライフサイクル論をもとに、発達・成熟段階の考え方を、佐々木正美氏が展開したもの(p2)です。8つの発達・成熟段階に沿って書かれていますが、その中でも心に響いたのは次の言葉達でした。

  • 親が望む子供になってもらうのではなく、子どもが望む親になってあげること。(p6)
  • 人(親)を信じることは自分を信じることです。親は子どもが望んでいるように愛することが大切です。(p35)

詳しくは本書に譲りますが、これらの考え方が今の私にとって、とても大事な気がしたんです。娘はもしかしたら、今この理論の第一段階にあり、基本的信頼を身につけているのかもしれない。そして、その段階を乗り越えるためには、彼女の望む親になることこそが、今の私にできる精一杯なのではないだろうか。

2.迎えに行ってみたものの…

それから夫婦で話し合い、協力して娘の希望する時間にお迎えに行くことにしました。

当時はフレックス制度のある職種ではありませんでした。だから、おやすみをいただきながらお迎えに行ったんです。そうして1ヶ月ほど娘の様子を見ました。が、残念ながら様子は変わりません。

そしてママは思います。おや?もしかしたらずっと変わらないのかも、と。

では私はどうしたら良いのだろうか。これ以上仕事を休み続けるのは辛い。しかし、ここで仕事を辞めたら、保育園も退園…これ以上の転園は何としても避けたい…おっと、四方八方が塞がり始めました。(笑)

仕事は休んでも子育ては休めない。悩みながらも楽しむことは忘れないように。

 

チャンスの神様は前髪しかない

以前から友人が「ヌーラボは子育てしながら働きやすいよ」と声をかけてくれていました。フルフレックスや中抜けを活用すれば、娘のお迎えにも対応できそうです。奇跡的に私の経験がより生かせそうなポジションも開いていました。早速連絡して応募することにしました。面接でたくさん話をして、真摯にヌーラボへの想いを伝え、ジョインすることを決めました。一方でお世話になった会社を退職するのは急だったため、心苦しく感じていました。

そんな時、私の背中を押してくれたのはギリシャ神話のカイロスさん。カイロスさんは前髪しかない神様で、チャンスの神様と言われています。過ぎ去った後でチャンスを掴もうとしても、後ろ髪がないから掴めない。そう、つまり波がきたら乗るっきゃないの(笑)。だから、思い切って飛び込むことにしたんです。

フルリモートだったため、入社グッズはすべて郵送

 

働きやすく感じる3つの理由

今回ヌーラボにジョインしてとても良かったのは、娘を迎えに行ける体制が整ったこと、だけではありません。思った以上に働きやすい環境なんです!いったいどうしてこんなに働きやすさを感じるのでしょうか。それは以下の3つの理由によるものだと思っています。

 

1.メンバーの思いやり

ありふれた理由かもしれませんが、何よりチームのメンバーがとても思いやりのある人たちだからだと思います。

先日、チームのmtg中に娘がmeetの画面にひょっこり顔を出したことがありました。「うゎぁ!やめてぇ!」って思った次の瞬間、画面をふと見ると、メンバーが笑顔で手を振ってくれていました。そして、チャットでは、娘に「こはなこ」というセンス抜群のニックネームまでつけてくれていました!!不安が一気に吹き飛ぶと同時に感謝の気持ちでいっぱいになりました。また、他の日には、メンバーの大事なネコちゃんやワンちゃんにも同じ反応でした。ネコちゃんもワンちゃんも大事な家族。相手の大切なものを、一緒に大切に思える素敵な人たち、だったんです。

また、初日のたけしばさん(部長)との1on1では「おはなこさんは、おはなこさんらしくいていいですよ」と言ってくれました。この一言に、とても安心したことを今でも覚えています。

これらのアクションは、いわゆる心理的安全性に繋がるものなのかもしれません。自然とちょっとした想定外を受け入れてくれる器を持っているような感覚ですね。チームメンバーは一人一人思いやりの形が違います。そして、それぞれ違う形の思いやりをたっぷりもっています。完璧なチームなんてないけれど、他者を受け入れる余地があるかどうかは働く上でとても大切です。
日々のちょっとしたことの積み重ねのおかげで、楽しく働きやすく感じるのでしょう。

2.フルフレックス

フレックス制度のある会社は多いと思います。ただ、制度はあっても実際に活用されているかは別ですよね。ヌーラボでは実際に活用されていて、コアタイムもありません。おかげで、ストレスがかなり軽減されました。娘が駄々こねたら少し朝遅めに保育園にいく、中抜けして迎えに行ってもいいし、疲れた時は少し休憩してお散歩したりも出来ますね。

勤務時間における遅刻や早退の概念から解放されたことで、より家族にも自分にも寄り添うことができるようになりました。

3.雨ニモマケズな組織

当たり前のことをいいますが、弊社にはきちんとした組織図があります。取締役や部長・課長とか肩書がある人もいるし、ない人もいる。でも実際に働いていて、その図を意識することが少ないかもしれません。

誰かがどこかでわっしょいといえば、そのチャットに行って一緒にわっしょい!と叫ぶし、誰かが綺麗な空の写真をあげていたらそのチャットに行って美しいねって言いにいきます。私だけじゃなく、みんながそのように動いています。赴くまま、感じるままに助け合ったり、喜び合ったり。宮沢賢治さんの雨ニモマケズが心に思い浮かぶような組織です。

また、どちらかというと、その人がどんな役割を担っているのか(例えば担当業務など)を意識していることが多いのかもしれませんね。先日弊社より発表した「ヌーラボ、従業員の転職や副業の際に活用できる「キャリア証明書」の発行をスタート」にもそんな文化があらわれているように思います。これまで上場企業や外資系、ベンチャーなど様々な会社を経験しました。が、ヌーラボはどことも似つかない、不思議な会社です。平面的な組織図のような会社というより、もっと立体的なフィールドに参加している、そんなイメージの方がしっくりきます。そしてそんなヌーラボが不思議と心地よく感じています。

 

感謝を忘れず、みんなと一緒に年を重ねていきたい

紆余曲折ありながら、ヌーラボにジョインし、そして、ありがたいことに素敵なメンバーと一緒に働いています。また、おかげさまで娘も楽しく保育園に通っています。

これから先、きっと色んなことがあるでしょう。何が待ち受けているのかはわかりません。でも、このチーム・ヌーラボのみんなと一緒に、プロダクトと共に、そしてユーザー・株主の皆さまと一緒に、年を重ねることを楽しんでいきたい。そんなことを考えながら、徒然なるままに日暮し硯ではなく、PCにむかう入社4ヶ月目のおはなこでした。

大好きな福岡の夕日を見ながら、大事に年を重ねて生きたい

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