人見知りがフルリモートで仕事を円滑に進めるためにやったこと #ヌーラバーブログリレー 2023

こんにちは。ウェブサイト課の野津です。

※このブログは ヌーラバー Advent Calendar 2023 の4日目の記事です。

クリスマスが近付いてきましたね!
本日12/4は私の誕生日ですので、ケーキを2回も食べる許可が下りる最高の月です!!

さて、ヌーラボに入社してから9ヶ月が経ち、振り返ってみたのですが、私にとって円滑なコミュニケーションが仕事の進めやすさやモチベーションアップに繋がると感じたので、そのことについて書いてみます。

入社後の悩み

フルリモートワークでの新たな職場に入社した私は、以前の在宅業務の経験から、スムーズに環境に馴染めると思っていました。
しかし、予想に反して成果が伸び悩む時期がありました。
その理由は色々とありますが、コミュニケーションのロスや孤独感も一因だったと気づきました。

前職では、オフラインでの関係性が既に築かれていたため、誰とどのようにコミュニケーションを取れば効果的であるかをある程度理解していました。
しかし、新しいフルリモートの職場では、その基盤がなく、私の人見知りな性格もコミュニケーションの障壁となりました。コミュニケーションを取ること自体は好きなのですが、初対面の人に対してガツガツいくようなタイプではありませんでした。

コミュニケーションロスを克服する方法は様々ですが、個人によって効果が異なります。
私にとっては、人との距離を縮め、親密な関係を築くことが最速だと考えました。
フルリモートワーク環境でも、信頼関係を構築し、円滑なコミュニケーションを目指すことが、最終的に業務成果の向上に繋がると考えました。

人との距離を縮めるためにやったこと

実際に私がやったことを紹介します。

レベル1: クローズドトピックでのコミュニケーション

ヌーラボでは基本的にチャット内容は全体公開されており、見ようと思えば誰がどんなことをしているのか分かる文化になっています。

私の場合、いきなり公開されるのは抵抗があったので、まずは全体公開ではないトピックで会話をしてチャットの返信の仕方などの文化に慣れていきました。

レベル2: 自分の興味のある分野から発言する

ヌーラボでは雑談が推奨されており、その場のひとつとして部活動があります。
なかなか全体公開トピックで発言しづらいと言った場合、まずは自分の興味のある技術や趣味であれば少し敷居は低くなると思います。

私は園芸、サッカー、ランニングといった部活動のトピックで共通の趣味の方との会話を楽しんでいます。

また、自由にトピックを作成できるので、食べたご飯の写真を公開するだけのトピックを作ったりもしました。

Typetalk上のトピックで食べたものを紹介している場面の写真Typetalk上のトピックで食べたものを紹介している場面

レベル3: 喋ったことのない人と喋る

ヌーラボにはSmall Talkという1on1で雑談ができる仕組みがあります。
私はその仕組みを利用して喋った人から次のお友達を紹介してもらう某バラエティ番組のような形を取りました。
こうすることで自分が普段喋らない人と定期的に喋る機会を作ることができました。
ペースは月に3人程度で1回30分ぐらいのお話をしています。
現在のところ30名ほどの方と会話を楽しむことができており、いずれはヌーラバー全員とのコミュニケーションが取れる算段です。

レベル4: 初めての作業はMeetを繋ぎっぱなしにしておく

オンボーディング時に一人で作業する際にもGoogle Meet(オンライン会議ツール)に接続することがあります。
作業していることを共有してミーティングIDを共有すると、優しい方が気にかけて覗いてくださることがあります。
これは作業内容についての技術的な会話もできますし、プログラムの実行時間中に雑談することもできます。

レベル5: 定期MTGでアイスブレイクやLTの時間を取る

チームミーティングで課題の進捗等の共有をしていますが、その時間を5分ほど頂いて、アイスブレイクやLTの練習に充てています。

アイスブレイクはチームメンバーに聞きたいことをテーマにして雑談し場をあたためるものです。お互いのことを知るきっかけや共通点を知ることができ、業務の生産性向上アイディアといった発見もあります。

LTは登壇のための練習を目的としており、特にテーマは設けずに技術から趣味まで幅広くやっています。毎週金曜日に実施していますが、ハードルを下げたこともあって今の所誰かしらが手を挙げて頂いています。

LT等のアウトプットの重要性については、今年作成したWebサイト課のミッションでも掲げていて、より強く意識するようになりました。

レベル6: オフラインで講習を開催する

年に数回、各拠点においてオフラインで集まる場があります。
これはチャンスだと思い、そのタイミングで応急手当救命講習(AED使い方講習)を開催しました。
私は応急手当普及員としての認定を受けており、この講習を通じて応急手当の重要性を広めることができたと感じています。また、実践的な活動を通じてのコミュニケーションも非常に有効であると実感しました。

ヌーラボ京都事務所での救命講習をしている様子の画像ヌーラボ京都事務所での救命講習の様子

まとめ

私にとって「喋ったことがある」と「喋ったことがない」の違いはかなり大きいです。
いざ業務でコミュニケーションを取るときやオフラインで顔を合わせた時の馴染むスピードが段違いです。

ヌーラボにはLOVE DIFFERENCESという行動規範があります。
これは、異なる立場、技術、文化、嗜好を受け入れ、それを強みに変えるという考え方です。この理念のおかげで、様々な行動が肯定的に受け入れられ、それが私たち一人一人のモチベーション向上に繋がっていると感じています。

今後も、自分のペースで様々なコミュニケーション活動に取り組んでいきます。これまで私の思いつきのコミュニケーションに付き合ってくださった皆さんに感謝しています。
引き続き、どうぞよろしくお願いします!

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