2015年のヌーラボを振り返る: ヌーラバーが選んだヌーラボのトップ5ニュース

ヌーラボの2015年は、ニューヨークのオフィスも本格的に稼働し、おおよそ15名の新しいヌーラバー(ヌーラボの社員)が新たに加わり、これまでの成長を更に上回る成長を感じることが出来た1年間でした。

nulab-go-2015ヌーラボ GO!

社内アンケートを実施しました

2013年から1年間の振り返りとして、思い出に残ったニューストップ5を社員全員に向けてアンケートをとっています。年数が経つにつれて、社内行事やサービスのアップデート、イベントなどの出来事の数も多くなり、2015年は約50個の出来事のなかから、各自のベスト5を選んでもらいました。アンケートを作るときに、遡って調べるのですが、ひと月に4から5個の出来事があることに驚かされました。週に1回、何かしらのアクションができていることは、大変誇らしいことです。

さてさて、2015年のヌーラボのトップ5ニュース、社内アンケートの結果をお知らせします。

#1 Backlog の Git に待望のプルリクエスト機能が登場!

2012年7月にバージョン管理ツールBacklogに「Git」を採用し、Gitに不慣れな方にも使っていただくために入門者用のコンテンツ「サルでもわかるGit入門」を多国語で公開し、大変好評を頂いています。

Git機能の公開後、ユーザーの皆様から多くの要望がありましたソースコードレビューやマージ作業を行えるプルリクエスト機能を追加しました。ヌーラボ社内でもBacklogを使っていますので、社内のレビューのやり方など開発プロセスにも大きなインパクトがありました。

tomonari-nakamuraBacklogのプロジェクトマネージャー 中村知成

「どのようにするとポジティブにソースコードレビューができるか」をチームで何度も考え、コードの良い部分にスターを付けて賞賛することのできるインタフェースをもつ、ヌーラボ独自のプルリクエスト機能になりました。さらに、人気の「サルでもわかるGit入門」に「プルリクエスト編」も追加し、Backlogチーム総力戦のリリースでした。

Backlogチームは社内でも一番大きなチームに育ってきており、2015年からBacklogのプロジェクトマネージャーになった中村知成は「大きなプレッシャーを感じるが、非常にやりがいがある」と語っています。

#2 Backlog カイゼン週間 2015

プロジェクトの枠を超えてヌーラボの開発者が全員参加する「Backlog カイゼン週間 」を2014年から行っています。Backlogカイゼン週間は、「Backlogの改善だけをする週間」で、期間中は新機能の開発は一切行わず、ひたすら小さな改善だけを行います。また、全開発者が参加することで、プロジェクト間の壁を超えて、技術情報の交換や暗黙知の共有なども期待できます。

2015年は、削除されてリンク切れになったWikiが一目で分かるようになったりなど、約60個の改善ができ、最終日には自分が改善した機能の発表会を行いました。

backlog-kaizen-2015カイゼン発表会(?)

#3 新しいヌーラバーが増えた

2015年は、今までのヌーラボ史の中で、最高に人が増えた年になりました。おおよそ15名の新しいヌーラバーを迎えることができ、今までよりもサービスの開発、サポートを強化できる体制になってきました。

また、Backlogのプロジェクトマネージャーをやっていた山本竜三は、アメリカに開発チームを形成するために福岡を離れニューヨークへ移住し、更に海外市場への挑戦に力を入れることができました。同様に林由子は、結婚し、大島からリモートワークを開始し、ヌーラボ内でも働き方の多様化が必要になってきました。

ヌーラボ 2015ヌーラボ 2015

Cacooチームの松岡博は「この成長期にいるのは特別な体験だ!」と言っており、たしかに貴重な体験のまっただ中にいるのことに感謝したいです。

さて、補足として「2016年、どのような人にヌーラボに入っていただきたいか」をアンケートで聞いたところ、以下の様な人が望まれているようです。もし、心当たりがあれば、是非、ヌーラボの求人情報から申し込んでいただけると助かります。

  • プロジェクトマネジメント理念や、テクノロジー及びアジャイルのコミュニティに寄与することを望んでいるバックログ開発者
  • 私達の知識を改善できるグローバル向けのモバイルのアーキテクト
  • マーケティングまたはコミュニティ中心のエンジニア
  • よいコードを非常に速く書くプログラマー
  • 速いイテレーションサイクルを継続するために、もっとフロントエンド開発者とソフトウェア開発者が必要、そしてスクラムマスターも
  • CSS/HTML のスペシャリスト
  • UI/UX デザイナー
  • マラソンランナー(マラソンチームを作りたい)
  • ベーシストかドラマー(社内バンド向け)

#4 ヌーラボ BBQ 2015

ヌーラボでは今までアウトドアな企画はやらなかったのですが、2015年はちょっと頑張ってバーベキュー大会を行いました。バスを貸し切り、元バスガイドの林由子のナイスガイドによって、福岡市内の糸島方面にある「ざうお本店」まで行きました。

nulab-bbq-2015

ヌーラボでは、年に一回、社員総会のために全社員が集まるのですが、なにか社員総会以外に思い出を作れるような企画はないものかと、検討した末でのベタなバーベキューだったのですが、シーズンオフ中の海に飛び込んだり、浜辺で体育座りになって語らったりと、大変充実した企画となりました。

ヌーラボという会社をやっていく中で「思い出を作ること」は非常に大事なものとして考えており、人生の中の輝きのある思い出の幾つかをヌーラボという場を通して作っていければと思っています。華やかでなくてもいいので、仲間皆んなで笑いあえるような、そんな企画づくりを今後も継続してやっていきたいです。

#5 社員総会 2015

ヌーラバーは、福岡、東京、京都、ニューヨーク、シンガポール、そして台湾など、国内外に散らばって働いており、なかなかリアルな場で顔を合わせることはありません。そこで、年に一度だけ、ヌーラバーが一同に介して実績や計画などをシェアする社員総会を行っています。人数も増え、福岡本社のオープンスペースも手狭になってきましたが、2015年も無事に行いました。

general-meeting-2015社員総会 2015 の様子

なんというか、世界中に散らばったカッコイイ人達が一箇所に集まる感じがたまらなく大好きで、実績や計画なんかよりも、この場、この瞬間を思い出に刻むためにヌーラボという場があるんだという感覚になってしまいます。でも、やっぱり、実績や計画も大事なので、そちらも忘れずに真剣に取り組んでいます。

2016年のヌーラボにも乞うご期待

アンケートの最後に、2016年にチャレンジしたい事も聞いてみました。すると、「英語でのコミュニケーション」、「大きな機能の開発」、「ヌーラボは国際的な企業だけど、私達のマインドはまだ世界に対して少し閉じているので、同僚やユーザーだけでなく、自分たちのサービスを知らない海外の人に対してもコミュニケーションしていきたい」、「チームのパフォーマンスを改善したい」、「ニューバージョンのCacooのエディターをリリースしたい」、「経験したことがない何か新しいことにトライしたい」など、多くのチャレンジが集まりました。

創業12年目くらいですが、今のヌーラボはチャレンジの積み重ねで成り立っている企業ですので、2016年も、沢山のチャレンジを重ねていけたらと思います。

今後とも、よろしくお願い致します。

Nulab NightNulab Night

 

・・・あ、僕は、ちょっと痩せたいです。

 

 


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