2014年10月10日、ヌーラボ創立10周年カンファレンス NUCON を、ヌーラボ創業の地である福岡にてとり行いました。お忙しい中ご参加頂いた皆様ありがとうございました!今回の NUCON ではヌーラボの(ほぼ)全社員が集まって、参加者の皆様と一緒にこれまでのヌーラボを振り返ったり、これからのヌーラボの姿を想像したり、と充実した時間を過ごさせていただきました。本エントリでは当日の模様をずばっとレポートいたします。
オープニング
まずオープニングは、ヌーラボメンバーによるバンド Dirty Nu によるライブ。既に何度もヌーラボのイベントでは登場しておりステージングにも安定感が出てきたか、と思いきや早速ギターの山本が転倒しておりました。実は人知れず バンドの Facebook ページも持っています。
昼の部
NUCON トップを飾るセッションはヌーラボの創業者三人によるパネルディスカッション「ヌーラボのこれまでの10年、これからの10年」。
写真を見ながら過去を振り返る前半部分では、マーケティング担当取締役の田端が寝ている姿が衆目にさらされるなど、創業期ののんびりとした風景も垣間見えました。後半の未来についてのトピックの中では、技術担当取締役の縣より「今後もチームで仕事をするのが楽しくなるような、夢中になって使ってもらえる製品を作っていきたい」というヌーラボの製品の “らしさ” を大切にしたい、と語る場面もありました。
最後の「次の10年でも変わらないことは?」という問いかけに対して、代表の橋本の「これまでヌーラボでやってきたことは、最初は厳しい批評を受けることもあったけれども、徐々に評価されることが多かった。これからも、そういった最初は批判されてしまうようなことも恐れずにチャレンジしていきたい」という言葉でパネルディスカッションは締めくくられました。( このセッションの模様は YAHOO! ニュースでも取り上げられました )
パネルディスカッションに続いて、ヌーラボに「#IT業界のTOKIO」というハッシュタグがつく要因となった、京都事務所改修プロジェクトについて、現場監督の金からお話をしました。
続いて、台湾で奮闘するリリアンがヌーラボでのリモートワークについて紹介しました。「意思の弱い人には向かない」といった厳しい言葉も、二年近く一人で働き、また働きかたを改善しつづけてきた積み重ねによるものでした。また参加者の方からは「海外でもリモートワークについて悩んだり、取り組んだりしていることは一緒なんだ」といった感想もいただきました。このセッションはリリアンは英語で話し、井上が同時通訳をしました。
休憩を挟んだあとは、ヌーラボの世界展開についてデブサミ関西でお話した内容を下敷きに NUCON バージョンで私からお届けしました。本当にこの数年間だけでも驚くほどヌーラボは変わりました。
今年ローンチしたばかりの新サービス Typetalk について、ヌーラボ社内での活用の仕方を Typetalk のプロダクトオーナーの吉澤自ら紹介しました。Typetalk を生み出した背景などにも触れました。
そして最後は古参社員の山本による「新しい何か」。開発合宿の時に作られたものをベースに、ヌーラボサービスのステータスサイトが出来ました。問題が発生しているときのアニメーションがかわいいので見ていただきたい気持ちもあるのですが、問題は発生してほしくないという、複雑な心境となっております。
夜の部
そしてお待ちかねの夜の部は会場を変えず、ウェルカムドリンクによる乾杯でスタート!
ポヌロックやDirtyNu による演奏、DJ などの音楽をバックに話が尽きることなく、あっという間に時間が過ぎ去りました。最後は参加者や社員の家族なども含めて皆で記念撮影!
ここで紹介しきれなかった当日の写真はヌーラボの Facebook ページにアルバムを作成しましたので、是非ご覧ください。また、各セッションの資料は以下に公開しておりますので、こちらもよろしくお願いします!
- ヌーラボ X 京都移住計画 プロジェクト『みんなでオフィスつくろう。』 ( 金 悠 )
- Nulab’s Way of Working Remotely ( Lillian Lu )
- チームもサービスもグローバルへ ~世界を目指すヌーラボの素顔に迫る!~ ( 染田 貴志 )
- 僕らのTYPETALKの使い方 (吉澤 毅 )
- 新しいなにか ( 山本 竜三 )
20周年目にはヌーラボが果たしてどんな姿になっているか想像もつきませんが、次の10年も常に変化を楽しみながら、皆さんの仕事や生活を楽しくするようなものをこれからも作り続けていきたいと思います!
ご来場の皆様、ありがとうございました。10年間継続出来ているのも、各ご家族や、今までお世話になったお客様、諸先輩企業様、パートナー様などのおかげだと思います。
個々人はどこか足りない要素を持っているので、ともに支えあう必要があるのと同様に、個々企業もともに支え合う必要があると思っておりますので、これからもなにかありましたら、支えていただき、また、支えることができるといいと思っております。
今後とも、宜しくお願い致します。
橋本正徳