このところ、ヌーラボに関係しているソーシャル・ネットワーク上のアカウント(主にツイッターのヌーラボ公式日本語アカウント)で、しきりに「求人しています!」と発信しており、おかげさまで2014年にはいってから6名の新しい仲間(海外含む)が増え、これから3名の新しい仲間が加わることも決まってます。
今年(2014年)の2月から始まったチームディスカッションツールの「Typetalk」をはじめ「Cacoo」「Backlog」も、おかげさまで順調に育ってきており、それに合わせてサポート体制や開発体制なども強化してます。
約10年前は3名だけだったヌーラボも、今は10倍の社員数30名に近づきつつありますが、福岡を本社にして、京都、東京、シンガポールなどに分散して社員がいるため、各拠点ごとにスモールチームな感覚を保てています。
ヌーラボの採用情報
現在もヌーラボでは、開発者やコミュニティーマネージャーなどを募集しており、国内はもとより、海外にも大きく展開できる明るい組織づくりに注力しています。
それでは、2014年8月現在で募集している「開発者」「インフラエンジニア」、そして「Webデザイナー(マークアップエンジニア)」について詳しく紹介します。
開発者
ヌーラボの構成メンバーのうちで一番多くを占めている「開発者」という役割は、ヌーラボの核(コア)となる役割になります。プログラマーが3人で立ち上げた会社ということもあり、開発が中心で、開発者の会社という姿勢は変わらずに創業当時のままです。
ユーザーにとって楽しく仕事ができる機能やソフトウェアを創っていくことが仕事の主な内容になります。また、それだけではなく、たとえリリース内容に組み込まれないとしても、最新の技術や、ユーザーインターフェースの動向などを、研究したり試してみたりすることも、重要な仕事の一部として考えています。
ヌーラボの開発者は、Backlog、Cacoo、Typetalkと、Nulab Accountを開発していますが、もちろん、プログラムだけではなく、どのようにするとより使いやすくなるか、どのような機能が求められているか、なにが作りたいか、などから実装する内容をチームで決めたり、サーバーの管理や、ユーザーに対する技術的な問い合わせへのサポートなどもします。ベンチャー企業らしく沢山のことに関わらなければならないのですが、もちろん専門特化した能力をもっと伸ばしていくことを大事にしているので、できない事柄があれば、それはチーム内で考慮され、他の人が担当したり、出来る人が教えてくれたりします。
ヌーラボの開発者に興味を持たれている方は、『「どうすれば価値を生み出すか」を知るためにヌーラボ で行っていること』を読んでいただければ、雰囲気はつかめると思います。
また、非定期ですが、開発者は一箇所に集まり開発合宿を行い、自分の好きなものを作ることができます。その中で、実用性があり、また、欲しいと思われたものは、実際にサービスに取り込まれたり、サービスになったりします。例えば、Backlogのプロジェクトテーマ機能などは、開発合宿で生まれました。開発合宿については、『ヌーラボ開発合宿2014の成果発表!山笠をバックにハックしました』にて紹介しています。
開発者の募集要項は、「開発者の採用情報」を御覧ください。
インフラエンジニア
「ヌーラボの求人では初めての職種!」と社内でも話題になった役割が「インフラエンジニア」になります。ユーザーの皆様にとっては、「え!?インフラエンジニア居なかったの?」となるかもしれませんので説明を付け加えると、一人でシステム開発や運用を行なうことができる開発者が多いのが今のヌーラボの開発者の特徴で、現在は、2名のインフラに強いヌーラボのメンバーがアドバイザーになって、その他の開発者とともにインフラ警備中です。中には、アラートメールが来る前に障害を検知できる能力がついた達人もいます。第三回ISUCONに本線出場し、3位になったチーム「Fulab」の構成メンバー3名のうちの2名がその「インフラに強いヌーラボのメンバー」になります(もう1人は株式会社Fusicの方です)。また、ヌーラボのサービスは主にAWSを活用しており、AWSの日本のユーザーコミュニティー「JAWS-UG」のイベントでも多く登壇させてもらってたり、エバンジェリストの染田(@tksmd)は京都で支部長も務めています。
ユーザーにとって安心して使える安定したサービス稼働を提供するのが、インフラエンジニアの主な仕事内容になります。インフラエンジニアのおかげで、サービスをユーザーの皆様に継続的に使っていただけていると考えており、サービスの縁の下の力持ちとして、非常に大変で重要な役割になります。「開発者」と同様に、インフラエンジニアもまた、研究や試しを繰り返して、常に強固なインフラを目指していただけたらと思います。
明確に役割名を付けたのが、今回の求人からが初めてで、いまからインフラエンジニアとしてヌーラボに入社した方は、ヌーラボで初めてのインフラエンジニアということになります。世界で使われるサービスを支える英雄として、かなり誇らしい役割になるに違いありません。
ヌーラボのインフラ運用に関しては『ヌーラボのインフラ運用最前線 〜イミュータブルを目指して〜 (前編)』と『ヌーラボのインフラ運用最前線 〜イミュータブルを目指して〜 (後編)』などを読んでいただければ雰囲気は伝わるかと思います。
インフラエンジニアの募集要項は、「インフラエンジニアの採用情報」を御覧ください。
Webデザイナー(マークアップエンジニア)
ヌーラボは一時期、受託請負のシステム開発もやっていました。そのとき、頻繁にWeb制作の会社と間違われて、サイト制作の発注の問い合わせが多くありました。システム開発の発注も「ヌーラボのサービスのデザインがとても良くて、是非、ヌーラボに開発していただきたい」というお仕事が多くありました。つまり、何が言いたいかというと、Web制作の会社と間違われるほどに、ユーザーインタフェースや、その他PRのためのサイト、自社サイトなどに力を入れているということです。
自社サイトは、世界中のWebデザインを毎日表彰する「Awwwards」や、「CSS Design Awards」で受賞し、世界という舞台でも、Webデザインを評価して頂いています。おそらく、国内の企業では珍しい方だと思っています。
ユーザーが頻繁に目にするサービスの画面や、新規ユーザーへのPRなど、ユーザーが一番目にする部分を開発、制作するのがWebデザイナーの主なお仕事です。現在は主に、マークアップやjQuery などのライブラリを使った JavaScript での開発ができる方を募集しているため「Webデザイナー」の後に「(マークアップエンジニア)」と付け加えさせてもらいました。数年前から新しいライブラリや仕組みが非常に多く開発、研究されている領域だと感じており、Webデザイナーも開発者同様に、最新の技術や、ユーザーインターフェースの動向などを、研究したり試してみたりすることも、重要な仕事の一部として考えています。
Webデザイナーも、企画段階から参加してもらい、どのようにするとより使いやすくなるか、どのような機能が求められているか、なにが作りたいか、などを開発者と一緒に考え決めたりします。そのようにして、サービスや機能の背景に流れるコンテキストまで理解した上で、開発や制作をしてもらい、クオリティーの高い仕事ができる状況を作っています。
ヌーラボには、社内に2名と、パートナーとして1名のWebデザイナーがおり、社内の2名は、アリゾナにいるデジタルデザイナーと、福岡にいるフロントエンジニアです。現在のところ、開発者は国内のメンバーで構成されているのですが、Webデザイナーは国外のメンバーもおり、ちょっと変わったお仕事体験ができるかもしれません。
Webデザイナー(マークアップエンジニア)の募集要項は、「Webデザイナー(マークアップエンジニア)の採用情報」を御覧ください。
最近行っている福利厚生や制度
特に変わった目立つような福利厚生や制度などがあるわけではないですが、先に紹介した開発合宿では賞を用意したり、年に一度福岡に全員集合する社員総会を開いたり、ということをやっていますが、ヌーラボの成長に必要なことや、他にも安心して働けるために、ヌーラボ特有の福利厚生や制度をいくつか作っています。今後変化やルール変更とかが重なっていくと思いますが、今だとこういう福利厚生があるという例を2つほど紹介します。
英語学習支援
ヌーラボは世界で使われているサービスを開発運用していますし、国外のスタッフに関しては日本語を話せる人が居ません。なので、当然ですが、英語力というものが必要となります。と言っても、取締役を含みほとんどのヌーラボスタッフが英語が堪能なわけではありません。なので、英語学習への支援として英語学習にかかる費用の一部を負担しています。
子育て休暇
子育てはとても大変なことで、また、子育てのためにやむを得ず休暇を取らなければならないケースも多々あります。そこでヌーラボでは、有給休暇以外に、子どもが生まれる6ヶ月前〜子どもが満3歳になる月まで、毎月任意の1日分を育児を目的とした休暇を取得できる制度を作りました。
一緒に仕事をしましょう
ヌーラボはコラボレーションを大事にする会社で、「互いの仕事内容を理解したうえで分担・協力する」ということを推奨しており、どの役割も基本的に「チームメンバーで協力して作業を行うことが好きな方」を募集しています。
一緒に、懸命に働き、もっと懸命に遊びましょう。