ヌーラボサービスメッセージを作った理由や感想 #ヌーラバーブログリレー 2021

このブログはヌーラバーブログリレー24日目の記事です。

こんにちは。マーケティング部の佐久間 仁志です。

2021年11月にヌーラボサービスのメッセージを発表しました。そのメッセージは以下URLや画像に載っています。※画像の文字が小さくてすみません

https://nulab.com/ja/press/pr-2111-service-message/

このサービスメッセージ制作は思い入れのある取り組みだったので、ブログにしました!


【なぜサービスメッセージを作ったのか】

  • ブランドメッセージと連動した各サービスのメリット・価値を届けるため

弊社には以下ブランドメッセージがあります。

“このチームで一緒に仕事できてよかった”を世界中に生み出していく。

※ブランドメッセージに関して、詳しくはこちら

 

個人的にもとても好きなブランドメッセージです。

このブランドメッセージと連動し、かつ各サービス間でも調和しているサービスメッセージにする。そしてサービスメッセージを通し、お客様へサービスのメリット・価値を届けるために制作しました

 

下記図がイメージです。中心にはブランドメッセージ。それを取り囲む3サービス。

この3つのサービスは(ブランドメッセージを実現するために)どんなメリット・価値を届けることが出来るか。

今まで3サービスに対し、お客様が感じてほしい価値は「こういったものだろう」というのはありました。

 

ただしブランドメッセージを実現するそれらの価値を明確に表現出来てなく、ブランドメッセージが生まれたのを機に、サービスメッセージを作ろう(≒サービスのメリットや価値を定義しよう)という運びになりました。

 

当初は、納得できるメッセージが生まれるのか不安な中で始めたのを覚えています。

 

※Nulab Passのメッセージは作成しませんでした。理由は他3サービスをご利用いただく前提でのNulab Pass利用になるためです≒一人立ちしたサービスではないためです。なのであくまでコアの3サービスとブランドメッセージを繋げる目的でした。

 

【サービスメッセージを作っていくプロセスでの感想】

  • お客様の想い、作り手の想いをメッセージに込める

サービスに対し、お客様と作り手は「何を言いたい(主張したい)のか」、どちらかに偏る想いだと、サービスメッセージに対する双方の納得度も高まらないと感じていました。

 

なのでお客様と接点を持つ部門のメンバーやサービスを使う知り合いに、一方で作り手の開発の方々にもヒアリングしました。

 

その結果「双方の意見・コメントが似ている」ことがわかりました。常日頃から「market in」⇔「product out」と相反する言われ方をするお客様と作り手の乖離が少ないとも感じました。開発の方々も日々、お客様の情報やご意見を意識されてるんだなぁと改めて思った次第です。

 

  • プロ(ここではコピーライター)は、やはり凄い!!!

ブランドメッセージを作っていただいたコピーライターの方に、サービスメッセージの制作も依頼しました。上記2つのメッセージの接続を重視していたので、どちらのメッセージも同じ方と生み出したかったためです。

 

ただし最初から納得度の高いサービスメッセージは生まれません。

 

コピーライターの方と議論を重ね、双方の頭の中を共有していくことで、徐々に(既に存在している)コアのサービスメリット・価値に近づけていく感覚でした。

 

例えるなら、彫刻に関し表現した以下コメントに近いです。

彫る前から、木の中に彫るべきものが「見えている」という。頭や胴体や尻尾が見えているいから、余分なところを取り除けば、彫るべきものが残る

参照:https://www.artagenda.jp/feature/news/20210824

 

もう「うっすら価値が見えている」感覚はありつつ、「余分なところ≒見送ったメッセージ案」も多々ありました。

そして議論を深め、最後に出来たサービスメッセージは「そう!これこれ!!」と唸ったのを鮮明に覚えています。まさに「彫るべきものが残った」感覚。コピーライターに彫るべきものを彫り出して頂けました。

 

私たちの意図を正確にくみ取り、試行錯誤しながら分かりやすく、イメージしやすいように言語化するプロの仕事に触れた貴重な経験でした。

 

【サービスメッセージ完成後の感想】

  • 一貫性を持ったメリット・価値を届けるコミュニケーションが行えると実感

お客様に届けたい価値を、サービスメッセージに込められました。そしてそれが明確になったことで、視界がクリアになりました。

 

今までの表現やコミュニケーションでは「価格や特定の機能訴求」など、メリット・価値の一貫性を担保しにくい状態でした。

 

ただし今後はサービスメッセージのエッセンスが各コミュニケーションのバックボーンに含まれるので、一貫性をもった表現が出来るようになると思っています。

 

【まとめ】

  • サービスメッセージを制作した理由は、ブランドメッセージと連動した各サービスのメリット・価値を届けるため
  • お客様の想い、作り手の想いをメッセージに込める
  • 他分野のプロ(コピーライター)の仕事に触れられ、貴重な経験ができた
  • サービスメッセージにより、一貫性を持ってコアのサービス価値を届けるコミュニケーションが行えると実感

 

最後に、「実際にヌーラボサービスってどんなメリットや価値があるんだろう?」と少しでも気になった方は以下事例集をご一読いただけますと幸いです。

導入事例 | 株式会社ヌーラボ(Nulab inc.)

 

読んでいただき、ありがとうございました!

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