年間約70件のイベント業務を効率化!メディア総研、Backlog導入で “属人化”を解消しチーム連携を強化

株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、以下 ヌーラボ)が提供する「Backlog」は、教育機関と連携したキャリア支援イベントを全国で運営するメディア総研株式会社(本社:福岡県福岡市、以下 メディア総研)に導入されました。属人化や進捗の不透明さといった長年の業務課題を見える化し、部署横断の連携と情報共有を実現。初開催の大型イベントも混乱なく進行するなど、チームで動く業務体制の構築に成功しています。

※以下、事例取材記事『属人化を超え、チームで動ける仕組みへ。Backlogが支えるイベント運営の舞台裏』よりコメントを抜粋・編集・再構成。

◼︎Backlogを導入した背景

メディア総研では、全国の高専生や大学生に向けたオンライン・対面型のキャリア支援イベントを年間約70件運営しています。イベントごとに内容やスケジュールが異なり、多くのタスクが並行して進む中で、従来のExcelやチャット中心の情報管理では、業務の属人化やタスクの進捗状況の把握が大きな課題となっていました。

「この作業は誰が、どこまで進めているのか」「情報はどこにまとまっているのか」がわからないままでは、イベントの成功に直結する準備業務のクオリティを保つことが難しく、よりチーム全体で業務を共有・連携できる仕組みが求められていました。

こうした課題を受け、同社では“個人に依存しないチームでの動き方”を実現するための環境づくり、すなわち「チームワークマネジメント」の視点を重視。情報共有の一元化、タスクの可視化、役割分担の明確化に向けて、Backlogの導入を決定しました。

◼︎「Backlog」を活用した効果

1. タスクの可視化で抜け漏れゼロ。進捗遅延の予防にも貢献

Backlogの導入により、「誰が、いつまでに、何をするか」が明確になったことで、タスクの抜け漏れや進捗の遅延を防止できるようになりました 。特に2025年3月に初開催された高専生向けの大型イベントでは、複数の印刷物制作が必要な複雑な状況でしたが、ガントチャートや課題一覧を活用して期限に合わせた重点的な確認が可能となり、混乱なくスムーズに進行できました 。

2. 過去の情報が資産に。業務の再現性と判断の質が向上

イベントで蓄積されたタスクやコメント履歴は、次回以降に再利用できる貴重な資産に。業務の再現性が高まり、担当が変わっても品質を維持できます。過去の判断経緯を参照できるため、意思決定の質も安定し、属人化の解消にもつながっています。

3. 現場でもBacklog。スマホで確認できる運営マニュアルに

イベント当日の情報はBacklog内のWikiに集約。現場スタッフがスマートフォンで内容を確認できるため、紙の資料よりも柔軟で、最新情報への対応もスムーズに。全体を見渡しやすい課題設計により、情報共有の質も向上しています。

■ メディア総研 企画制作部 課長 勝毛様のコメント

企画制作部 課長 勝毛哲也様

Backlogを使い始めてから、「あの件どうなってる?」といった確認の連絡がぐっと減りました。やり取りや決定事項がBacklogに残ることで、業務の流れがチーム全体で見えるようになり、属人化の防止にもつながっています。また、課題の状況を整理したり、Wikiに情報をまとめたりする「バックログスイーパー」の役割も定着しつつあり、情報共有の質が上がったと感じています。

現在は管理部門へのBacklog導入も進んでいて、チラシの内容チェックや新入社員のオンボーディングをBacklogで管理できるようになりました。この1年で、部署間のやり取りをBacklogで行う機会が増えたことで、部署をまたいだ連携もスムーズになってきました。チームワークマネジメントを少しずつ実践できていると感じます。

タスクがうまく回るようになれば、その先にあるプロジェクト全体の成果にもつながっていくはずです。Backlogの全社利用が当たり前になれば、イベント運営のクオリティもさらに底上げされていくと期待しています。


今後、労働人口が減少するにつれ、働く“チーム”を構成するメンバーや雇用形態は、どんどん多様化すると言われています。ヌーラボは、このような環境下において、所属や立場が異なる人たちでチームを形成する場面が増え、共通の目標に向かって作業を効率的に進めるための、「チームワークマネジメント」が必要になると考えています。

今後も、多種多様な職種・業種、規模のチームで働くお客さまが、活用ニーズや環境に合わせた使い方を実現できるよう、Backlogを初めとしたヌーラボサービスの改善を行っていく予定です。

■ プロジェクト管理・タスク管理ツール「Backlog」について

・Backlog サービスページ:https://backlog.com

「Backlog」は、3つの強みを有するプロジェクト管理・タスク管理ツールです。

  1. 業界・業種を問わずお使いいただける親しみやすいデザインと操作性
  2. タスク管理のみならず、Wiki、Git、ガントチャートなどの豊富な機能がオールインワン
  3. 人数無制限のため、価格を気にせずチームメンバーを招待可能

2005年のリリース以降、多くのチームのコラボレーション促進に貢献してきました。現在、クラウド版 / オンプレミス版の2種類を提供し、世界で145万人以上のユーザーにお使いいただいています。

導入事例は「導入事例「Backlog」の記事一覧」からご確認ください。

◼︎ヌーラボが提供するサービスについて

ヌーラボは、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」、ビジュアルコラボレーションツール「Cacoo」、組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高めるための「Nulab Pass」を開発・提供しています。

・プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」:https://backlog.com
・ビジュアルコラボレーションツール「Cacoo」:https://cacoo.com/ja/home
・組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高める「Nulab Pass」:https://nulab.com/ja/nulabpass

 

株式会社ヌーラボについて

本社
福岡県福岡市中央区大名1-8-6 HCC BLD. 2・6・7F
創業
2004年 3月
ウェブサイト
https://nulab.com/ja/(日本語)
https://nulab.com/(English)

※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。

お問い合わせ先

報道関係者からのお問い合わせ先
広報担当
電話番号
092-752-5231
E-mail
pr@nulab.com

ヌーラボについて

ヌーラボは、チームのコラボレーションとコミュニケーションを促進するソフトウェアを開発している、「楽しいこと好き」なイノベーター集団です。ヌーラボは、3人の開発者により2004年に創業されました。日本の福岡に本社があり、現在は、ニューヨーク・東京・京都・アムステルダムに拠点を持っています。