使いやすさとシンプルさが導入の決め手。働く場所や業務も異なるメンバーのコミュニケーションをつなぐTypetalk

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こっから様_1枚目

「人生を、Playfulに。」をビジョンに掲げ、人材開発・組織開発の領域で企業の変化を支援する合同会社こっから。メンバー6名が住む場所や働き方を自由に選択し、それぞれの得意分野で仕事を生み出していく独自のスタイルで事業を展開しています。

あらゆるプロジェクトが並行する中、社内での情報共有やコミュニケーションに活用されているのがTypetalkです。「Typetalkは、バラバラなメンバー同士をつないでくれる存在」と語る同社の代表社員でありCo-Founderの大谷 直紀様と墨 健二様に、導入のきっかけや活用法を伺いました。

導入目的 社内コミュニケーション効率化と促進
課題

他のチャットツールで社内外のコミュニケーションを行っていた際は、どのチャンネルで何のやり取りをしたのかがわからなくなり、メッセージを探す手間も発生

効果

・社内コミュニケーションをTypetalkに統一し、どの場所で何のやり取りをしているかすぐに把握できた

・「いいね(♡)」機能やシンプルなUI/UXにより、スムーズなコミュニケーションが実現

業界 人材・組織開発
利用しているヌーラボサービス Typetalk
Typetalkユーザー数 6名

自律的な運営スタイルで、企業の人材開発・組織開発を支援

こっから様_2枚目合同会社こっから 墨様 ※合同会社こっからより派生して立ち上がった法人で運営しているフォーティントーキョー吉祥寺店で撮影

——貴社の事業内容を教えてください。

2016年3月の創業以来、組織開発や人材開発の領域をメインにクライアント企業の支援を行っています。ヌーラボとは、2017年に会社の行動規範を刷新する「Nuice Ways」策定のプロジェクトでご一緒させていただきました。

現在は、福岡県の糸島に拠点を置き、6名のメンバーで活動しています。ですが、住む場所や働き方は各自の選択に任せています。また、全員で一つの案件に取り組むことはほぼなく、個別にクライアントを担当しながら、派生して立ち上がった別の法人経営や社外プロジェクトにも携わるなど、メンバーが自律的にビジネスに向き合っているのが会社の大きな特徴です。

ツール内でのチャンネル乱立で、既読メッセージが埋もれる問題を解消したかった

——自由度の高い環境で各自が業務を進める中、Typetalk導入前に組織として抱えていた課題はありましたか?

創業後2年ほどはチャットツールとしてSlackを利用していたのですが、社内の情報共有や日常的なやり取りにおいて若干のやりづらさを感じていました。

クライアントや案件ごとにワークスペースを立ち上げて運用していたところ、メッセージを既読にしてしまうと、どのチャンネルでやり取りしたのかわからなくなるという問題が多発したのです。

外出先や移動中にメッセージを確認した際、後からパソコン経由で資料を添付しようと思ったときにも、メッセージを探す手間が発生してしまいます。異なるワークスペースへ誤送信するリスクも防ぎたいと考え、新たなツールを探していたんです。

——Typetalkを導入した決め手は何だったのでしょうか。

問題を解消するために、チャットツールには、どの場所で何のやり取りをしているかすぐに把握できる視認性の高さを求めていました。検討段階では他のチャットツールも試しましたが、Typetalkを選ぶ決め手となったのは「シンプルさ」です。

Typetalkをトライアルで活用したところ、良い意味で機能が絞られていて、デザインもすっきりと見やすい点が非常に好印象でした。2018年4月から正式に導入し、同年10月にファイル添付やメッセージの検索がより柔軟にできる有料プランにアップグレードしました。

現在は、クライアントとのやり取りは引き続き別ツールで、社内のやり取りをTypetalk上に集約する形で運用しています。

シンプルな機能とデザインが、率直なコミュニケーションを実現

——導入後、ツールの活用はスムーズに浸透しましたか?

日々の業務がそれぞれ異なるため、当初は導入に時間がかかるのではないかと考えていましたが、Typetalkは想定以上に早くメンバー全員へ浸透していきました。やはり、UI/UXがシンプルで、必要な情報をすぐに見られる点が使いやすさにつながっていると思います。

たとえば他のツールでは、メッセージに対するリアクションの絵文字を自由に設定したり、文字を装飾したりできますよね。会話における表現の幅は広がりますが、一方で、文面を整えることに気を遣い、そこに時間を割くようになってしまうのは良くないとも思っていました。

その点、Typetalkはハートマークによる「いいね」機能やテキストだけで会話が可能です。率直なコミュニケーションを大切にしたいと考える私たちには、Typetalkが合っていると感じます。

——デザインと機能のシンプルさを評価いただいていますが、反対によく活用されている機能はありますか?

特定のトピックを一覧の最上部に配置しておける「ピン留め」機能を活用するメンバーが多いようです。

Typetalkは、最新のメッセージを受信したトピックが一番上に表示される仕様となっています。頻繁にやり取りしているトピックをピン留めしておけば、いつでも見返しやすいので便利です。反対に、最新のメッセージから確認したいメンバーは、あえてこの機能を使っていないという話も聞きました。

——そのほか、Typetalkのどんなところに良さを感じていただいていますか?

細かい話になりますが、メッセージの編集機能にTypetalkならではの配慮を感じます。

メッセージを投稿した後に、追記や修正を加えたくなる場面は意外と多いです。Typetalkでは、30秒以内に編集されたメッセージには「(編集済み)」の表示が出ないようになっていますよね。ちょっとした誤字脱字を修正した場合でも、人によっては、編集されたメッセージ文面を見て「何を書き換えたのか」が気になってしまうかもしれません。相手に余計な心配を与えない設計になっているなと感じました。

ときには、文面の言葉尻や語気などのニュアンスを調整したいケースもあるので、もう少し「(編集済み)」が表示されない制限時間が伸びるとなお嬉しいです。

また、他のチャットツールは相手がメッセージを読んだか確認できる「既読機能」が備わっているものが多いですが、Typetalkには逆にこの機能がない点が使いやすさにもつながっているんです。

メンバーが少人数であるゆえに、既読機能がついていると「すぐにメッセージを確認しなければ」「必ずリアクションをしなくては」というプレッシャーや焦りを感じてしまうメンバーもいると思います。こうした負荷を感じてしまうと、率直なやり取りができなくなるかもしれません。

それぞれが自律的に業務に向き合う働き方をしているからこそ、メッセージを受け取るタイミングは相手に任せたい。そう考えているので、「既読機能」がないのはむしろありがたいですね。

Typetalkは、住む場所も働き方もさまざまなメンバーをつなぐ存在
こっから様_3枚目

——今後、Typetalkをどのように活用していきたいと考えていますか?

6名規模なので、厳密な運用ルールを定めるつもりはありませんが「お互いがさらに気持ちよくやり取りをするには」という観点で、Typetalkでの最適なコミュニケーションのあり方を考えていきたいです。

以前、メンバーから「投稿したメッセージに他のメンバーから『いいね』がつかないことが寂しく感じる」との声を聞きました。

「いいね」は、ただ「読んだよ」という意味で、とくに感情を乗せずに押しているメンバーもいます。ですが、当人は「メッセージをポジティブに受け止めてもらえた」と解釈しているため、「いいね」が付かない状況を不安に思ってしまうのかもしれません。

ささいな意見にも思えますが、少人数かつそれぞれが自由な働き方をしている環境だからこそ、このようなちょっとした解釈の違いを埋めていく必要があるなと感じます。経営合宿などの場でオフラインで率直に話し合う場も大切にしつつ、普段のテキストコミュニケーションも工夫していきたいですね。

——大谷さんと墨さんが感じる、Typetalkの魅力を教えてください。

やはり、機能やデザインがシンプルで使いやすいところが魅力です。こっからでは、メンバー全員が、日々さまざまなクライアントやプロジェクトに向き合っています。そんな中でも、Typetalkのおかげでスムーズなコミュニケーションが実現していると感じます。社内のやり取りには、これからもTypetalkを使い続けていくつもりです。

——貴重なお話をありがとうございました!

 

※インタビューの内容は、話者の体験に基づいています
※SlackはSlack Technologies, LLCの登録商標です

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