株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、代表取締役:橋本 正徳、以下 ヌーラボ)は、プロジェクト管理ツール「 Backlog(バックログ) 」のエンタープライズ版(サーバインストール型のサービス) のユーザーインターフェースを一新、フルリニューアルをいたしました。
今回のリニューアルはBacklog上でのコミュニケーションをより活性化させ、やりたいことに集中できるようにすることを目的としています。2016年12月に実施した、ブラウザ上でログインするSaaS型サービスのBacklog SaaS版のリニューアル同様、ユーザーアクティビティが増加することが期待されます。
◼︎ 「やりたいことに集中できる」をデザインで実現する
72万人が業務の管理ツールとしてすでに使っているサービスのため、既存機能の削除や大幅な画面構成の変更はせず、既存顧客には従来の機能を変わらずに利用でき、さらに「今まで以上にプロジェクト管理がしやすくなる、活動が増加する」ことに取り組みました。
すでに公開されているSaaS版リニューアルについて、進め方や反響などを発表したスライドも公開しています。(スライドビュー 18,000以上、はてなブックマーク 468件)
・スライド: https://speakerdeck.com/nulabinc/backlog-renewal-ui
◼︎ 自社サーバにインストールして利用可能なエンタープライズ版
エンタープライズ版は、社内規定によりSaaSサービスが利用できない企業や、ファイル容量を無制限で利用したい方のためのパッケージです。自社サーバにダウンロードして利用するため、制約のある環境でもSaaS版同様のサービスを利用できます。
Backlogはすでに5万社・72万人に利用されており、今回のエンタープライズ版のリニューアルでさらなるコミュニケーションの活性化、ユーザーの増加が見込まれます。
■ 多くの企業がプロジェクト管理で利用
株式会社NTTドコモではすでに2,600名(2017年6月28日時点)のユーザーがプロジェクト進捗管理などでBacklogを活用しています。活用の背景には、開発者ではなくても使いやすいUIや、セキュリティの強固さが挙げられます。
- 導入事例一覧
Backlogは多くの企業に導入・活用されています。サンスター株式会社や株式会社JALブランドコミュニケーションなど、様々な活用事例をまとめています。
導入事例一覧ページ: https://nulab.com/ja/blog/categories/case-studies/?cat=2
◼︎ SaaS版リニューアル後、活動量は120%・新規ユーザー数は130%に増加
SaaS版のリニューアル後、ユーザーの活動量は約120%に増加、新規ユーザーは約130%に増加しました。当社には営業職が在籍しておらず、ユーザー数の増加は口コミや招待が貢献したと考えられます。
・既存ユーザーの活動の変化:Backlog全体の活動: 約112%に増加
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ウォッチ機能の使用回数、スター数、Wikiの更新数は、いずれもBacklog上でのコミュニケーションが活発になったことを示しており、これまで以上にプロジェクト管理が円滑に行われていると考えられます。
・新規ユーザー数の変化:リニューアル前後で、新規ユーザー数が 約130%に増加
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新規ユーザー数の平均登録ペースも増加傾向が認められました。リニューアルによる使い勝手の改善が、ユーザーによる「招待」や「口コミ」を増加させ、ユーザーの増加に寄与したと言えます。
◼︎ 「Backlog」について
・「Backlog」サービスページ:http://www.backlog.jp/
Backlogは「チームではたらく、すべての人に」をコンセプトに、開発者やWeb制作者、営業、マーケティング、バックオフィスのスタッフまで、様々なチームの情報共有をサポートするオールインワン型のプロジェクト管理ツールです。SaaS版、インストール版の2つの形態で提供しています。
2005年のベータ版リリース以降、現在50,000社以上(有償版利用企業は5,000社を突破)の情報サービス業の企業や、インターネット付随業の企業を中心に利用されています。主な機能には、ガントチャートやソース管理、コミュニケーション機能などがあります。