2017年10月31日をもってプログラムを終了いたしました。
株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、代表取締役:橋本 正徳、以下 ヌーラボ)は、運営するプロジェクト管理ツール「Backlog(バックログ)」を教育機関向けに無償提供するサービス「 Backlogエデュケーション 」を本格的にサービス開始しましたのでお知らせします。
「 Backlogエデュケーション 」は、教育機関におけるICT活用を目的とし、2017年4月に数カ所の教育機関にてテストリリースされました。今回、NPO法人「おおいたクリエイティブボックス (住所:大分県大分市、代表:式地 清志、以下OITA CREATIVE ACADEMY)」の設立に伴う全面提供を機に、本格的にサービスを提供する運びとなりました。容易な課題管理、議事録作成などのWiki、気軽なコミュニケーション機能などをオンラインで使うことができるプロジェクト管理ツール「Backlog」の利便性を、全世界の学生・教育者、教育機関へ無償提供していきます。
■「 Backlogエデュケーション 」概要
サービスページ:https://backlog.jp/education
「 Backlogエデュケーション 」は、通常は有料(¥16,800/月)で提供している「プレミアムプラン」の機能を 課題管理やファイル共有などプロジェクト管理に必要な基本的な機能を、教育現場に無償で提供する内容です。(※2017年9月11日に内容変更:「Backlogエデュケーション」特別プランをご用意しました。) 学生のラーニングツールとして授業やグループ課題にBacklogを導入することで、チームメンバーとコラボレーションしながらプロジェクトを進める楽しさやプロジェクトの進捗把握・管理のノウハウ、技術や知識を学習する意欲などを養うことができると期待されます。
ヌーラボ提供のプロダクト「Cacoo(カクー)」が行なっている「Cacooエデュケーション」が既に67か国1,000校以上で活用されており、ICT教育推進に成果を挙げ始めていることを受け、Backlogも本格的に「 Backlogエデュケーション 」を始動することになりました。
■「OITA CREATIVE ACADEMY」への全面導入について
今回「 Backlogエデュケーション 」を導入した「OITA CREATIVE ACADEMY」式地氏は、次のようにコメントしています。
・OITA CREATIVE ACADEMY 代表 式地 清志氏
OITA CREATIVE ACADEMY(おおいたクリエイティブアカデミー)は、大分県下のWeb関連の事業をしている会社が中心となり、大分県のIT産業の発展のためにプロフェッショナルな人材を育成し、地域に人材を輩出していくことを目的とした「学校」とは違った「私塾」です。運営側には既にBacklogを使ったことのある者もおり、Webに詳しくないメンバーでも使いやすいインターフェースだと知っていたため、全面導入するに至りました。メンバー間のコミュニケーションはもちろん、期日や担当者を明確にすることにより円滑なプロジェクトの遂行ができることを期待しています。
■ 「 Backlogエデュケーション 」テストユーザーよりコメント
2017年3月より行なったテストリリースで、「 Backlogエデュケーション 」を導入をした福岡大学工学部電子情報工学の高橋 伸弥氏は、「 Backlogエデュケーション 」の使い勝手や成果について、次のようにコメントしています。
・福岡大学工学部電子情報工学科 高橋 伸弥氏
Backlogは、学生が利用するツールとして、個別タスクの進捗管理がスムーズに進むことを期待し導入しました。現在、講義・演習での課題管理や、卒論での進捗管理、雑用等のTODO管理に30名規模で活用しています。導入して半年弱が経過し、複数のタスクを平行に進めながらそれぞれの進捗を管理する、という意識を利用者(学生)に持たせることができたと思います。プロジェクトベースドラーニング(PBL)で効果を発揮すると考えているので、実践的な教育現場にお薦めしたいです。
◼︎ 「Backlog」について
・「Backlog」サービスページ:https://www.backlog.jp/
Backlogは「チームではたらく、すべての人に」をコンセプトに、開発者やWeb制作者、営業、マーケティング、バックオフィスのスタッフまで、様々なチームの情報共有をサポートするオールインワン型のプロジェクト管理ツールです。SaaS版、インストール版の2つの形態で提供しています。
2005年のベータ版リリース以降、現在50,000社以上(有償版利用企業は5,000社以上)の情報サービス業の企業や、インターネット付随業の企業を中心に利用されています。主な機能には、ガントチャートやソース管理、コミュニケーション機能などがあります。
<Backlogの利用社数(無料+有料契約数)の伸び率>
<導入事例一覧>
Backlogは多くの企業に導入・活用されています。サンスター株式会社や株式会社JALブランドコミュニケーションなど、様々な活用事例をまとめています。