全世界約300万人が利用するオンライン描画ツール「Cacoo (カクー)」を開発・運営する株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、代表取締役:橋本 正徳、以下 ヌーラボ)は、UX(ユーザーエクスペリエンス)リサーチの結果をもとに、提供する「Cacoo」のユーザーインターフェースをフルリニューアルいたしました。
■ Cacooについて
ダウンロード不要、ブラウザ上で利用可能な「Cacoo」は、テンプレートやステンシルを用いて、ワイヤーフレームやAWS構成図、マインドマップなどが誰でも簡単に描けるツールです。複数人で図を同時に編集しても挙動が重くならないのが特徴で、主にチームのコミュニケーションツールとしてグローバルで約300万人に利用されています。
2009年のリリース以来、今回は史上最大のリニューアルとなります。
■ 新しいユーザーインターフェースについて
・「Cacoo」サービスページ:https://cacoo.com/ja/home/
フルリニューアルを果たした「Cacoo」のユーザーインターフェースは、それぞれの画面や機能においてよりモダンなデザインへと変更し、従来よりも主要な要素やポイントに集中でき、実行したいタスクを容易に遂行できるように全面的に考慮しました。
<主な変更点>
|
また、見た目の改善だけではなく、機能面でも利便性を向上させています。たとえば、ダッシュボード(図の一覧画面)では複数の図を選択し、一括で図の移動やオーナーの変更等を行えるようになりました。また、エディタ(編集画面)では、昨年のHTML5対応で大幅に改善されたパフォーマンスはそのままに、各種機能が固定レイアウトに収まり操作の容易性が向上した画面構成や、図の中の任意の位置にコメントのスレッドを配置できる新機能が追加されました。
このように、「Cacoo」が当初より大切にしている「誰でも簡単にきれいな図が描ける」という特徴をさらに推し進めつつ、作図だけではなくコミュニケーションの面でも大幅な機能強化が図られてます。
「Cacoo」は主に、国内とニューヨーク社で開発しています。今回、UXリサーチャー、UXデザイナーを中心とし、1年以上かけてコンセプト設計やUXリサーチを行い、リニューアルに至りました。旧エディタの改善を前提とするのではなく、「なんのために図を描き、チームメンバー間で共有するのか」などをキーカスタマーに調査し、再定義しました。結果として、従来のデザインから一新したデザインへと生まれ変わりました。
■ 「Cacoo」を用いたワークフロー改善について
百聞は一見に如かず–制作物のイメージは、口頭や文章だけで共有するよりも図で共有した方が誤解なく伝わるのは明らかです。「Cacoo」を使えば、テンプレートやステンシルを用い、誰もがワイヤーフレームなどの図を分かりやすく簡単に描くことができます。
また、Web上で複数人が同時に編集できるため、手描きや画像ファイルの添付よりコミュニケーション効率が上がります。具体的には、ミーティング時に複数人で同時に編集しながら図をアップデートしたり、メンバー間で常に最新の図を共有したりといったことが「Cacoo」で可能になります。
「Cacoo」をワークフローに導入し、成果を挙げた事例については、こちらからも知ることができます:https://cacoo.com/ja/blog/categories/user-stories/
■ リニューアル記念イベントを行います
「Cacoo」フルリニューアルを記念し、記念イベントを行います。参加をご希望の方は”詳細”リンク先のイベントページよりお申し込みをお願いいたします。
・日 時:2018年7月4日(水) 19:00-21:00
・場 所:株式会社エウレカ イベントスペース
・参加費:無料
・詳 細:https://nulab.connpass.com/event/92876/