【Backlog総研/調査レポート】転職と「業務ツール」に密接な関係!? 75.6%が「業務ツールの導入・利用状況が、転職先の選択に影響する」と回答

情報共有系のコミュニケーションツールは職種を問わず不可欠との結果に — チームのコラボレーションを促進するプロジェクト管理ツール「Backlog」調査


<調査結果サマリ>

  • アンケート形式の「業務ツールと働きやすさに関する調査」を実施
  • 63.6%が「ツールの導入有無、使い方への不満が、転職を検討する理由になる」と回答
  • 75.6%が「業務ツールの利用状況が、転職先の選択に影響する」と回答
  • 92.0%が「情報共有系のコミュニケーションツールは不可欠」と回答
  • 「勤務先の選択」と「業務ツールの活用」には関連があり、企業の「情報共有系のコミュニケーションツール」の導入は必須であると考えられる

チームのコラボレーションを促進し、働くを楽しくするツール「Backlog(バックログ)」「Cacoo(カクー)」「Typetalk(タイプトーク)」を運営する株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、代表取締役:橋本正徳、以下 ヌーラボ)は、プロジェクト管理ツールの「Backlog」ユーザーを主な対象とした「業務ツールと働きやすさに関する調査(以下、本調査)」を実施しましたので、結果を報告します。

年末年始、新たな年を迎えるにあたり、転職を考え始める方も増える時期。最近では、さまざまな領域で日々の業務の効率化の生産性向上に役立つツールが増えています。本調査では、業務ツールが「働く人びと」の働きやすさや転職先の意思決定にどう関係しているかを尋ねました。

その結果、勤務先における業務ツールの導入有無や使い方への不満が「転職を検討する理由になり得る」と答えた割合は、63.6%に及びました

また、チームが業務ツールを使いこなせているかどうかや、業務ツールをそもそも導入しているかどうかなどの「業務ツールの利用状況」が、転職先の選択に影響するかどうかについて尋ねると、75.6%が「影響する」と回答しました。

さらに、「不可欠な業務ツール」についても尋ねたところ、「情報共有系のコミュニケーションツール」ついては92.0%が不可欠だと回答しました。よく利用するツールは職種によって異なるものの、「情報共有系のコミュニケーションツール」に関しては、「職種を問わずに不可欠だと考えられている」と言えます。

以上の結果から、「勤務先の選択」と「業務ツールの活用」には関連があり、企業の「情報共有系のコミュニケーションツール」の導入は必須であると考えられます。

下記、調査結果をまとめておりますので、ご報告します。本件について、またはプロジェクト管理や働き方についての取材も可能です。ご要望の方は、お問い合わせ先までご連絡ください。


◼︎63.6%が「業務ツールの導入や利用状況が、転職を検討する理由になる」と回答。さらに「現職のツールの利用に不満がある」は76.0%

まず本調査では、全回答者に対して、「特定の業務ツールが導入されているかどうか」や、その「使い方への不満」が、一般的に転職を検討する理由になると思うかどうかを尋ねました。

その結果、「なり得ると思う」「少しはなり得ると思う」を合わせた回答率は63.6%となりました。

関連して、現職の業務ツールの使い方に不満があるかも尋ねたところ、「不満がある」「不満が少しある」と回答した割合は76.0%にも及びました

■75.6%が「業務ツールの利用状況が、転職先の選択に影響する」と回答

続いて、全回答者に対して「あなたが転職を検討する際、職場に導入されている業務ツールの状況*は意思決定に影響しますか?」について尋ねました。

その結果、「大きく影響する」「少し影響する」を合わせた回答率は75.6%との結果になりました。6割以上の回答者が「転職を検討する理由になり得る」と考えているという結果と同様に、採用候補者が転職先を決定する上で、業務ツールの状況は無視できない程度に影響すると考えられます。

*「業務ツールの状況」の注釈には、「業務ツールの導入有無や、チームがツールを使いこなせているかどうか」と記載した。

■92.0%が「情報共有系のコミュニケーションツールは不可欠」と回答

業務ツールと言ってもさまざまなものがあるため、最後に、「どんなツールが不可欠か」についても回答を収集*しました。

その結果、回答者全体における職種ごとの割合にかかわらず、全体の92.0%の回答者が「情報共有系ツール」は不可欠であると回答しました。なお、その他のツールについては、概ね回答者の職種の割合と相関が認められました。

* チェックボックス形式(複数選択可)で回答を収集した。選択肢は、『情報共有系ツール(プロジェクト管理、ビジネスチャット、Web会議、オンラインストレージなど)』、『セールス系ツール(名刺管理、CRM、オンライン商談、カスタマーサポートなど)』、『マーケティング系ツール(マーケティングオートメーション、CMS、SEOツール、ヒートマップ、SNS運用など)』、『ERP系ツール(経費精算、請求書作成、採用管理、労務管理など)』、『データ分析系ツール(ビジネスインテリジェンス、ビジネスアナリティクスなど)』、『ITインフラ系ツール(IaaS、データ連携、リモートアクセスなど)』、『システム運用系ツール(RPA、モバイルデバイス管理、IT資産管理など)』、『セキュリティ系ツール(電子署名、ネットワークセキュリティなど)』、『開発系ツール(Webデータベース、ノンプログラミング開発など)』、『特にない』、『その他』の11項目。

■まとめ

本調査の結果から、「勤務先の選択」と「業務ツールの活用」には関連があること、企業の「情報共有系のコミュニケーションツール」の導入は職種を問わず必須であると考えられていることが分かります。

必要な業務ツールを選定・導入すること、その利用方法を社内で改善し続けることは、業務の効率やクオリティを上げるのに必要なだけでなく、人材流出を防ぐ、欲しい人材を採用する上でも重要な課題であると言えます。

■調査概要

実施期間 2019年12月2日~12月13日
有効回答数 250件

■ヌーラボが提供するサービスについて

ヌーラボは、チームのコラボレーションを促進し、働くを楽しくするツールを提供しています。それぞれについての詳細は、こちらのURLよりご確認ください。

・プロジェクト管理ツール「Backlog」:https://backlog.com/ja/
・ビジュアルコラボレーションツール「Cacoo」:https://cacoo.com/ja/
・ビジネスチャットツール「Typetalk」:https://www.typetalk.com/ja/

株式会社ヌーラボについて

本社
福岡県福岡市中央区大名1-8-6 HCC BLD
創業
2004年 3月
ウェブサイト
https://nulab.com/ja/(日本語)
https://nulab.com/(English)

※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。

お問い合わせ先

報道関係者からのお問い合わせ先
広報担当
電話番号
092-752-5231
E-mail
pr@nulab.com

ヌーラボについて

ヌーラボは、チームのコラボレーションとコミュニケーションを促進するソフトウェアを開発している、「楽しいこと好き」なイノベーター集団です。ヌーラボは、3人の開発者により2004年に創業されました。日本の福岡に本社があり、現在は、ニューヨーク・東京・京都・アムステルダムに拠点を持っています。