ヌーラボ、リゾートワーク制度の継続を決定 — コロナ禍だからこそ取り組み強化、さらなる地域貢献を目指す

チームの働くを楽しくするコラボレーションツール「Backlog」「Cacoo」「Typetalk」「Nulab Pass」を運営する株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、代表取締役:橋本正徳、以下 ヌーラボ)は、2018年度より運用してきた「リゾートワーク制度」の実施を2020年度も継続することを決定しました。

新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、2020年度の制度実施を見送るかどうかの検討を進めてまいりましたが、滞在地域である宮古島市(沖縄県)および東川町(北海道)の担当者と協議を重ね、コロナ禍だからこそ取り組みを強化していく方針で合意するに至りました。

リゾートワーク制度は、社員の教育機会創出、さらなる地域貢献など、単なるワーケーションでは実現しづらい「四方良し」の継続実現を目指します。

■リゾートワーク制度による滞在実績

リゾートワーク制度は、ヌーラボ社員が家族と共にリゾート地に滞在し、リモート環境から就業できる教育研修制度です。ヌーラボは、社員と家族のリゾート地滞在にかかる費用を一律金額負担しています。制度運用開始以降、沖縄県宮古島市と北海道東川町の2ヶ所と提携し、年度ごとに約10名の社員が滞在してきました。

表1.各地域におけるこれまでの滞在実績。東川町は2019年度よりリゾートワーク制度に参画。

■ワーケーションでは実現しづらい「四方良し」を叶えるリゾートワーク制度

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、「ワーケーション」の認知が急速に進みつつあります。一方で、ワーケーションを取り入れる際の企業側へのメリットの設計や、実施した際の社員の評価の難しさ、制度を利用する従業員の「遊んでいると思われる」などの不安など、ワーケーションの実施には多くの課題が取り巻いています。

ヌーラボは、福利厚生としてではなく社員の「教育研修制度」としてリゾートワーク制度を運用してきました。そのため、下の表にまとめた通り、地域、制度を利用する社員、社員の家族、会社と「四方良し」を実現できています。

表2.リゾートワーク制度と、一般的なテレワークの違いについて。※出典:会社員・経営者・自治体職員を対象とした「ワーケーション」に関する考え方及び姿勢、また取り組みの実態調査(株式会社日本旅行、株式会社We’ll-Being JAPAN、株式会社あしたのチーム三社共同で実施)

ヌーラボは、新型コロナウイルス感染症拡大を少しでも回避すべく、2020年度の開催を見送るかどうかの検討を、宮古島・東川町の受け入れ担当者および社内関係者を交え慎重に進めて参りました。

それぞれの地域よりリゾートワーク制度継続の打診を頂き、ヌーラボとしても、制度を通したご縁を大切に、社員の教育機会としての制度運用を継続したいと考え、2020年度も制度を継続することを決定しました。

制度を利用し開催地域に滞在する社員は、厚生労働省が示す新型コロナウイルス感染症の対策を参考に、下記4項目を遵守いたします。

  1. 派遣先、派遣する従業員の居住地のいずれかにて、外出自粛を伴う政府・市区町村による発令が出た場合は、ただちに滞在スケジュールの変更もしくは派遣の中止を行います。
  2. 「三密」(密集、密接、密閉)を避けることができる会場を確保し、定員数に配慮した授業を計画・実施します。
  3. 授業実施の際はマスクの着用・定期的な換気を徹底し、感染防止対策に努めます。
  4. そのほか、手洗いや咳エチケット、厚生労働省が示す「新しい生活様式」を実践します。

■関係者よりコメント

<宮古島ご担当者:株式会社リチャージ取締役 大島康生 様>

2018年度より、宮古島で始まったリゾートワーク制度は、本年度で3年目となります。ヌーラボ×宮古島市×リチャージで手探りの状態から協議を始めた本制度も、多方面からご評価いただき東川町様でもプロジェクトがスタートし、注目を集め続けております。地域にも企業様にも多くの学びをもたらす新しい「ワーケーション」として大いに期待しており、今後もこの素敵な関係を継続し「四方良し」の取り組みをアップデートするお手伝いをして参ります。

<東川町ご担当者:東川町・東川スタイル課 課長 菊地伸 様>

東川町は「写真の町」として培った多くの関係を生かし、2019年1月より東川オフィシャル・パートナー制度をスタートさせましたが、コロナ渦での経験と知識をプラス思考にとらえ新たなワーケーション施設整備なども計画しています。今後も株式会社ヌーラボ様との協働・連携により、東川町らしい取り組みを加速していきたいと考えています。

<ヌーラボ 代表取締役 橋本正徳>

各地域の方々と一緒に進めさせていただいているリゾートワーク制度。とうとう3年目です。前年度の時点では思いもよらなかった事態に世の中は少し混乱気味ですが、本年度も細心の注意を払いながらも継続ができて光栄です。ヌーラバー各自が各地でかけがえのない体験を得ることができていることに感謝の気持ちでいっぱいですし、ヌーラボの活動が地域のためになっているのであればとても嬉しいです。

■ヌーラボが提供するサービスについて

ヌーラボは、プロジェクト管理ツール「Backlog」、ビジュアルコラボレーションツール「Cacoo」、ビジネスチャットツール「Typetalk」、組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高めるための「Nulab Pass」を開発・提供しています。

いずれも、誰にでも馴染みやすいインターフェースを特長として、国内外多くのユーザーに利用されています。

ヌーラボは今後、国内外において、職種や働き方、時間、場所、国籍などを超えたコラボレーションがますます増えていくことを踏まえ、より「チーム」にフォーカスし、「Backlog」「Cacoo」「Typetalk」「Nulab Pass」の機能開発を推進していく方針です。

・プロジェクト管理ツール「Backlog」:https://backlog.com
・ビジュアルコラボレーションツール「Cacoo」:https://cacoo.com
・ビジネスチャットツール「Typetalk」:https://www.typetalk.com
・組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高めるツール「Nulab Pass」:https://nulab.com/ja/nulabpass

株式会社ヌーラボについて

本社
福岡県福岡市中央区大名1-8-6 HCC BLD
創業
2004年 3月
ウェブサイト
https://nulab.com/ja/(日本語)
https://nulab.com/(English)

※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。

お問い合わせ先

報道関係者からのお問い合わせ先
広報担当
電話番号
092-752-5231
E-mail
pr@nulab.com

ヌーラボについて

ヌーラボは、チームのコラボレーションとコミュニケーションを促進するソフトウェアを開発している、「楽しいこと好き」なイノベーター集団です。ヌーラボは、3人の開発者により2004年に創業されました。日本の福岡に本社があり、現在は、ニューヨーク・東京・京都・アムステルダムに拠点を持っています。