遠鉄システムサービス、言語の異なるメンバーとのオフショア開発におけるタスク管理にBacklogを導入し、認識齟齬の解消やタスクの可視化に成果*

株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、代表取締役:橋本正徳、以下 ヌーラボ)が提供しているプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」は、遠鉄システムサービス株式会社(本社:静岡県浜松市、代表取締役社長:佐野 智史、以下 遠鉄システムサービス)の言語の異なるメンバーとのオフショア開発におけるタスク管理に活用され、認識齟齬の解消やタスクの可視化に成果* をあげています。

* 取材時の担当者様の発言によるものです。

※以下、事例取材記事「日本とベトナムの共同開発プロジェクトを成功に導いたBacklog活用法」よりコメントを抜粋・編集・再構成。

 

■ 「Backlog」を導入したきっかけと決め手

遠鉄システムサービスは、静岡県西部地域を中心に、鉄道・バスの運輸事業をはじめとして幅広い事業を展開する遠鉄グループ企業です。遠鉄グループ全体の業務システム開発を担うほか、地域の教育現場、行政サービスなどのシステム構築やサポートなど、ワンストップのICTソリューションを提供しています。2021年7月には、遠鉄グループの第二のシステム開発拠点として「遠鉄ベトナム有限会社」が設立され、本格的なオフショア開発にも取り組み始めました。

Backlogを導入する前は、Excelを使用して開発のタスク管理を行っていました。しかし、社内のOffice製品がクラウド版ではなかったことから、異なるフォーマットのファイルが複数作られてしまうといった、バージョン管理のしづらさが課題になっていました。

これらの課題を解決できて、かつメンバーが使いこなせるシンプルで使いやすいツールを探していました。その中で、以前よりお客様のスペースにゲストユーザーとして参加し、使用した経験があり使いやすさを実感していたこと、また、ユーザー課金制ではなくコストメリットも大きいことが決め手となり、Backlogを導入することにしました。

 

■ 「Backlog」を導入した成果

1.ベトナムのオフショア開発先との認識齟齬の解消

海外とのやり取りは言語や文化の違いもあり、口頭での会話のみだと意図がしっかり伝わらないことがどうしても起こります。しかし、Backlog上での文字のコミュニケーションは比較的、誤解が生まれにくいと感じました。課題の中に「決まったこと」だけでなく「この仕様に決まった背景」を記載しておくことで、後から細かな経緯も確認しやすかったです。

 

2.ベトナム側の進捗状況もリアルタイムに可視化

Backlogの課題にきちんと情報を登録できたことで、ガントチャート機能やボード機能でプロジェクトの全体像をしっかりと把握できました。課題を起票する際には、担当者の割り当てと期日の入力を必須にするなどBacklogの運用ルールを決め、プロジェクト管理の基本を徹底しました。その結果、ベトナム側の進捗状況もリアルタイムに可視化され、安心してプロジェクトを進められました。

ボード機能でプロジェクトの全体像を把握。海外で進行するタスクの進捗状況も可視化できる

同社ではBacklog課題上で日本語⇔ベトナム語翻訳を行っている。異なる言語間のコミュニケーションにおいては、「文字」によるコミュニケーションの方が情報が伝わりやすいと実感

 

3.Backlogの言葉だけでは伝わりにくい時はCacooの絵や図解で理解を促進

各スプリント終了後にCacooを活用してKPT法*を用いたふりかえりを3社で実施しました。ふりかえりの場以外でも、複雑な仕様に関して補足やディスカッションが必要なケースにはCacooが活躍しています。やはり言語が違うため、言葉で伝えるのが難しい内容は、絵や図解を交えてやり取りすると共通の認識を持ちやすいと感じています。

 

■ グループ情報システム部 大庭様のコメント

遠鉄システムサービス株式会社 グループ情報システム部 大庭 俊 氏遠鉄システムサービス株式会社
グループ情報システム部
大庭 俊 氏

今回の経験を活かして、ほかのオフショア開発プロジェクトでもBacklogとCacooを活用していきたいですね。現在もまったく問題なく使えていますが、今後は併用しているチャットツールへの細かな通知設定や、Backlogの管理者が手作業で行っているユーザー登録の自動化などができるとさらに便利になると思います。その辺りは、Backlog APIなど、インテグレーション機能の拡充にも期待しています。


これからも、日本とベトナムとで力を合わせ、さらなる技術力向上と価値提供を目指します。双方をつなぐ架け橋として、Backlogをはじめヌーラボのサービスを大いに活用していきたいと思います。

どんな職種の方にとっても使いやすいインターフェースが特長のプロジェクト管理・タスク管理ツール「Backlog」は、コミュニケーションの推進や業務効率化を目的に多くの企業やチームで活用され、成果を上げています。

今後も、多種多様な職種・業種、規模のお客さまが、活用ニーズや環境に合わせた使い方を実現できるよう、機能・サービスの改善を行っていく予定です。

 

■「“進んでるね!”で、チームは進む。」プロジェクト管理・タスク管理ツール「Backlog」について

・Backlog サービスページ:https://backlog.com

「Backlog」は、3つの強みを有するプロジェクト管理・タスク管理ツールです。

  1. 業界・業種を問わずお使いいただける親しみやすいデザインと操作性
  2. タスク管理のみならず、Wiki、Git、ガントチャートなどの豊富な機能がオールインワン
  3. 人数無制限のため、価格を気にせずチームメンバーを招待可能

2005年のリリース以降、多くのチームのコラボレーション促進に貢献してきました。現在、クラウド版 / オンプレミス版の2種類を提供し、世界で120万人以上のユーザーにお使いいただいています。

導入事例は「導入事例「Backlog」の記事一覧」からご確認ください。

 

◼︎ヌーラボが提供するサービスについて

ヌーラボは、プロジェクト管理ツール「Backlog」、オンライン作図ツール「Cacoo」、組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高めるための「Nulab Pass」を開発・提供しています。

・プロジェクト管理ツール「Backlog」:https://backlog.com
・オンライン作図ツール「Cacoo」:https://cacoo.com
・組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高める「Nulab Pass」:https://nulab.com/ja/nulabpass

 

■株式会社ヌーラボについて

本社 福岡県福岡市中央区大名一丁目8-6 HCC BLD.
東京事務所 東京都千代田区神田三崎町三丁目6-14 THE GATE 水道橋 7F
京都事務所 京都府京都市下京区突抜二丁目360
代表者 橋本正徳
ウェブサイト https://nulab.com
https://nulab.com/ja/about/careers/(採用ページ)

※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。

株式会社ヌーラボについて

本社
福岡県福岡市中央区大名1-8-6 HCC BLD
創業
2004年 3月
ウェブサイト
https://nulab.com/ja/(日本語)
https://nulab.com/(English)

※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。

お問い合わせ先

報道関係者からのお問い合わせ先
広報担当
電話番号
092-752-5231
E-mail
pr@nulab.com

ヌーラボについて

ヌーラボは、チームのコラボレーションとコミュニケーションを促進するソフトウェアを開発している、「楽しいこと好き」なイノベーター集団です。ヌーラボは、3人の開発者により2004年に創業されました。日本の福岡に本社があり、現在は、ニューヨーク・東京・京都・アムステルダムに拠点を持っています。