『“このチームで一緒に仕事できてよかった”を世界中に生み出していく。』をブランドメッセージに掲げ、コラボレーションツールを提供している株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、代表取締役:橋本正徳、以下 ヌーラボ)は、組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高める「Nulab Pass」に、Microsoft Entra IDと連携したユーザープロビジョニング機能のβ版を公開しました。
■ Microsoft Entra IDと連携したユーザープロビジョニング機能について
ユーザープロビジョニング機能とは、ヌーラボのアカウントとユーザーの認証情報を保存・管理するIDプロバイダーの間でユーザー情報を同期する機能です。企業の情報システム担当者などが行っている従業員のアカウント管理業務では、従業員の入退社や異動の度に、各サービスごとにユーザー追加・変更・削除を行う必要があります。一方、SaaSツールの導入が増える昨今、企業が管理するアカウントの量は増え続けています。
これまでの「Nulab Pass」では、IDプロバイダーと連携することでSAML認証による認証の制御・管理は可能でしたが、アカウント自体の追加・削除の操作はできませんでした。今回の機能リリースで、Microsoft Entra IDに紐づいたヌーラボサービスのアカウント管理の大部分をIDプロバイダーでの操作で完結できるようになります。この機能により、お客様企業においてアカウントの削除漏れなどによる情報漏洩のセキュリティリスクが大幅に軽減されます。情報システム担当者をはじめとしたユーザーの皆様がアカウント管理作業を安全かつ円滑に進めていただけるようになることを期待しています。
ユーザープロビジョニング機能が利用できるのは「Nulab Pass」をご契約中の組織です。機能の追加による料金の変更は生じません。
また、この機能の公開にあわせ、ユーザープロビジョニングを行うためのSCIM(System for Cross-domain Identity Management)APIを、ヌーラボアカウントAPIとしてリリースしました。
※Microsoft Entra IDのアプリケーションギャラリーにて提供しているNulab Passアプリは、β版リリース時点ではユーザープロビジョニングに対応していません。正式リリース以降はご利用可能です。
詳しい機能についての情報は「Nulab Passにユーザープロビジョニング機能(β版)を追加しました!」をご覧ください。
■ 組織のセキュリティとガバナンスを強化する「Nulab Pass」について
・Nulab Passサービスページ:https://nulab.com/ja/nulabpass
Nulab Passは、ヌーラボ製品のセキュリティとアカウント管理を強化するソリューションです。SAML認証によるシングルサインオンにより、ユーザーが利用するIDプロバイダーを介してヌーラボ製品のアカウントを認証できます。これにより、自社のITセキュリティポリシーでヌーラボ製品の導入を円滑に進められます。
・導入事例はこちらから:https://nulab.com/ja/customers/category/service/nulabpass/
◼︎ヌーラボが提供するサービスについて
ヌーラボは、プロジェクト管理ツール「Backlog」、オンライン作図ツール「Cacoo」、組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高めるための「Nulab Pass」を開発・提供しています。
・プロジェクト管理ツール「Backlog」:https://backlog.com
・オンライン作図ツール「Cacoo」:https://cacoo.com
・組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高める「Nulab Pass」:https://nulab.com/ja/nulabpass
■株式会社ヌーラボについて
本社 | 福岡県福岡市中央区大名一丁目8-6 HCC BLD. |
東京事務所 | 東京都千代田区神田三崎町三丁目6-14 THE GATE 水道橋 7F |
京都事務所 | 京都府京都市下京区突抜二丁目360 |
代表者 | 橋本正徳 |
ウェブサイト | https://nulab.com https://nulab.com/ja/about/careers/(採用ページ) |
※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。