プロジェクトを“会社の資産”に変える! JINSが「Backlog」で実現した、挑戦を支えるチーム運営基盤

株式会社ヌーラボ(本社:福岡県福岡市、以下 ヌーラボ)が提供するプロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」は、アイウエアブランド「JINS」を展開する株式会社ジンズ(本社:東京都千代田区、以下 JINS)に導入され、全社的なプロジェクト運営を支える基盤として活用されています。

システム開発から新店舗の立ち上げ、海外拠点の展開に至るまで、JINSではあらゆるプロジェクトの情報をBacklogで整理し、共有しています。その結果、10年分におよぶプロジェクトデータが会社のナレッジとして蓄積され、全社の連携と挑戦を支える仕組みとして定着しています。

※以下、事例取材記事『JINSの挑戦と共に歩んだBacklog。「10年分」のプロジェクト管理が全社のナレッジに』よりコメントを抜粋・編集・再構成。

■「Backlog」を導入した背景

JINSは「Magnify Life(マグニファイ・ライフ) – まだ見ぬ、ひかりを – 」をビジョンに掲げ、アイウエアを通じて新しい体験価値を創造しています。
デジタル活用による顧客体験の向上を目指す中で、開発、販売、店舗運営、研究など多様なプロジェクトを横断的に進める必要がありました。そこで同社は、社内外の関係者が共通のプラットフォーム上で情報を共有し、タスクを可視化できる環境を整えるためにBacklogを採用しました。現在では、プロジェクトの複雑化を防ぎ、業務の進行状況を正確に把握できる仕組みとして活用されています。

■「Backlog」を活用した効果

  • 全社横断のコラボレーション基盤を構築
    JINSでは、システム部門をはじめとした各部署のメンバーが、Backlog上で共通のプロジェクトを運営しています。国内外の拠点や協力企業を含めた約1,700アカウントが同じ環境で課題を共有することで、情報が分断されることなく、誰でも最新の状況を確認できる体制を実現しました。部門をまたいだプロジェクトも、Backlog上で進捗を追えるようになったことで、確認や報告にかかる手間が大幅に削減され、コミュニケーションもスムーズになりました。

  • ストックとフローを分けた情報整理で属人化を防止
    チャットなどのフロー情報とBacklogに蓄積するストック情報を明確に分けて運用しています。
    短期的なやり取りはチャットで行い、後から参照が必要な内容はBacklogに登録するというルールを徹底。これにより、重要な情報が流れて埋もれてしまうリスクを防ぎ、抜け漏れのないプロジェクト運営が可能になりました。また、システム部門では「バックログスイーパー」と呼ばれるメンバーが、課題の状態を定期的に確認し、コメントの整理やタスクの切り分けを行っています。こうした日常的なメンテナンスによって、常に健全な状態でプロジェクトを運用できる環境が整いました。
  • プロジェクトの履歴をナレッジとして活用
    Backlogを使って積み上げてきたプロジェクト情報は、同社の大切なナレッジ資産として活用されています。新しいメンバーが業務を引き継ぐ際には、過去の課題ややり取りをすぐに参照できるため、業務の再現性とスピードが格段に向上しました。また、蓄積された膨大なデータをもとに、AIによる知見の活用やリスク検知など、さらなる業務改善にも期待が高まっています。

■株式会社ジンズ 大間氏 佐藤氏 原島氏のコメント

左からグローバルデジタル本部 ITデジタル部 大間氏、佐藤氏、原島氏

Backlogは、JINSにとって基幹システムの一部とも言える存在です。社員やパートナーを含む全員が同じ環境でプロジェクトを進められるようになり、進捗確認や報告等にかかる手間が減りました。
今では、10年分のプロジェクトデータが社内のナレッジとして蓄積されています。過去の履歴を検索して再利用できることが業務効率の向上につながり、JINSの新たな挑戦を支える基盤になっています。この膨大なデータをAIで解析・活用することで、より高度な業務改善や意思決定のサポートに生かせるのではないかと感じています。Backlogを通じて、ナレッジを蓄積するだけでなく、次の改善サイクルへとつなげていける仕組みを育てていきたいです。


今後、労働人口が減少するにつれ、働く“チーム”を構成するメンバーや雇用形態は、どんどん多様化すると言われています。ヌーラボは、このような環境下において、所属や立場が異なる人たちでチームを形成する場面が増え、共通の目標に向かって作業を効率的に進めるための、「チームワークマネジメント」が必要になると考えています。

今後も、多種多様な職種・業種、規模のチームで働くお客さまが、活用ニーズや環境に合わせた使い方を実現できるよう、Backlogを初めとしたヌーラボサービスの改善を行っていく予定です。

ヌーラボが提供するサービスについて

ヌーラボは、異なる職種や違う部門のメンバーで形成されたチームが共通の目標に向かって自律的に協働し、組織全体の生産性を向上させる「チームワークマネジメントを提唱し、PDCAがスムーズに回るための包括的なサービスを提供しています。プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」は、2025年6月20日に20周年を迎えました。これを記念し、これまでの歩みとこれからの展望を紹介する特設サイトを公開しています。

・プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」:https://backlog.com 
 ▶ Backlog20周年特設サイト:
https://backlog.com/ja/20th-anniversary/
・オンラインホワイトボードツール「Cacoo」:https://cacoo.com/ja/home
・組織の情報セキュリティ・ガバナンスを高める「Nulab Pass」:https://nulab.com/ja/nulabpass

 

株式会社ヌーラボについて

本社
福岡県福岡市中央区大名1-8-6 HCC BLD. 2・6・7F
創業
2004年 3月
ウェブサイト
https://nulab.com/ja/(日本語)
https://nulab.com/(English)

※ 本プレスリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。

お問い合わせ先

報道関係者からのお問い合わせ先
広報担当
電話番号
092-752-5231
E-mail
pr@nulab.com

ヌーラボについて

ヌーラボは、チームのコラボレーションとコミュニケーションを促進するソフトウェアを開発している、「楽しいこと好き」なイノベーター集団です。ヌーラボは、3人の開発者により2004年に創業されました。日本の福岡に本社があり、現在は、ニューヨーク・東京・京都・アムステルダムに拠点を持っています。